Sakurakoのフランス語勉強部屋

フランス語・フランス映画・パリ歴史

2015年11月13日「Bataclan」バタクラン劇場のテロ事件から6年mise en joue

フバタクラン「Bataclan」劇場のテロ事件から6年

 

Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊

 

 

2015年にはフランスでもテロ事件が2回もありました。

1月にあった、シャーリー・エブド事件、

11月にあった、バタクラン劇場事件(他2件と翌日1件)

です。

あれから6年で今、バタクラン劇場のテロ事件の公判が行われています。

 

「Bataclan」バタクラン劇場

バタクランでテロ爆破事件があったのは、2015年の11月13日です。

バタクラン(Bataclan)劇場はパリ市11区ヴォルテール大通りに建てられた劇場です。

1991年3月11日に、フランスの歴史的建築物として登録されています。

元々は"Grand Café Chinois"というコンサートができるカフェでした。大きなダンスホールもあり、地下1階はカフェを兼ねた劇場だったのです。

 

劇場でも映画館でも営業は大変で、開業後も売却がいくども繰りかえされていました。

1926年にはふたたび売却され、映画館となり、一度閉館され、それ以後は多目的ホールとして活用されたりと経営の難しいさがあったことを物語っています。

2015年にはエンターテインメント部門の傘下となり、そこにテロ事件があったのです。

1月にあったシャーリー・エブド事件の後は、「フランスはテロに屈しない」とテロ反対のデモを当時のオランド元大統領が先頭を切って行っていました。

しかし、この11月にあったバタクラン劇場のテロ事件は、死者数も遥かに多く、悲惨なものでした。

そして、同時テロだったのです。

 

●attentats terroristes du 13 novembre 2015

11月13日にあったテロはattentats terroristesとなっており、複数形です。

1件目が、サンドニのスタット・ドゥ・フランスでサッカー試合があった時に、

2件目が、10区と11区にある複数のカフェで、

3件目が、バタクランで、

 

死者数が130人を超える悲惨な多発テロとなりました。

バタクランが何故、標的になったのは不明です。

un terroriste qui l'avait "mis en joue" au Bataclan

という言い方ができます。

 

"mis en joue"

標的にするの意味です。

 

テロ事件の翌日14日にはイスラム原理主義の組織から犯行声明(Revendications)がありました。

 

思い出しても、暫く外出が怖かったです。

あれからテロは若干鎮静している気配ですが、いつかはわかりませんし、

フランスで生活する限り、意識はしておかないといけない事だと思っています。

 

以上で~す。

 

では、では、