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フランス語のメルシーMerci はどんな時に使うの?メルシーボークーMerci beaucoupは?

フランス語の日常会話でお礼を言うなら、メルシー『Merci』ですが、この言い方に、マダムをつけるととっても丁寧になります。


Merci
Merci Madamde
Merci Beaucoup
Beaucoupをつけると丁寧になりますが、大きいメルシーも実用的です。

使い方をみてみましょう。

フランス語のメルシーMerci とメルシーボークー?

  日本語に直接すると、「Merci 」はありがとう。「Merci beaucoup」 は、沢山ありがとう、です。

フランスでは、感謝を示すことは礼儀の一部ですので、日常的に「Merci」を使うことが非常に重要です。

また状況に応じて「Merci beaucoup(本当にありがとうございます)」や「Je vous remercie(あなたに感謝します)」といったより丁寧な表現を使うこともあります。

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メルシーとメルシーボークー

基本的な言い方なら、メルシー「Merci」 とメルシーボークー「Merci beaucoup」になります。

「ありがとう」と「ありがとうございます」になります。

「Merci beaucoup」は、沢山ありがとう。の意味です。

メルシーとルメルシエ

このありがとうの「Merci」は名詞です。 動詞「Mercier」は存在しません。

Je mercieというのはないのです。

存在する動詞は、Remercier というEr動詞です。

Remercier の現在形活用は:
Je remercie (私は感謝します)
Tu remercies (君は感謝します)
Il/Elle/On remercie (彼/彼女/私たちは感謝します)
Nous remercions (私たちは感謝します)
Vous remerciez (あなた/あなたたちは感謝します)
Ils/Elles remercient (彼ら/彼女らは感謝します)

が現在形の活用です。

このRemercier を使うと、 Je te remercie,

Je vous remercie Mamadeなどです。

通常なら、Merciですが、もっと丁寧にいう場合に、このRemercier をつかい、MadamdeやMonsieurをつけると、丁寧にいうことができます。

小さな親切「メルシー」の使い方

小さな親切に対しては、よく使います。

1,誰かがドアを開けてくれたときや、何かを渡してくれたときに「Merci」と言います。 例: 「Merci beaucoup.」(ありがとうございます)

2,店での買い物の際:

商品を購入した際、レジでお金を払うときや店員さんが商品を渡してくれたときに「Merci」と言います。

3,レストランやカフェで:

食事が運ばれてきたときや、サービスを受けたときにも「Merci」と感謝の気持ちを表します。

4,バスやタクシーの運転手に:

公共交通機関を利用した際、降りる前に運転手に「Merci」と言って感謝を示すことがあります。 このような時も、フランスではありがとうと言います。

日本と違って、フランスではお客の立場でも、お店の人にお礼をいいます。

ビジネスシーン「メルシー」の使い方

ビジネスシーンでは、メールや手紙の結び:

1,ビジネスメールや手紙の最後に、感謝の気持ちを伝えるために「Merci」を使うことがあります。 例: 「Merci pour votre réponse.」(ご返信ありがとうございます) 会議やプレゼンテーションで:

2,発表が終わった後や会議で意見を述べた後、相手に対する感謝として「Merci」を使うことがよくあります。

フォーマル「メルシー」の使い方

よりフォーマルな場面で感謝の手紙やスピーチ、特別なイベントや公式な場面で、誰かに感謝の気持ちを伝える際に「Merci beaucoup」や「Je vous remercie」を使います。

  • ジュ・ヴゥ・ルメルシー、「Je vous remercie 」といいます。

「ありがとうございます。」

上の、メルシーボークーとの違いは、あまりありません。

ただ、メルシーは名詞で、「Je vous remercie 」は動詞も入れたフルセンテンスで、丁寧形です。

そして、更に丁寧に言い表そうと思えば、敬称をつけます。

ミル・メルシー

MerciやMerci beaucoup以外でなら、1000のメルシーもあります。

ミル・メルシー

メルシーの変形で、1000(ミル)の千を付けた言い方は、

  • ミル・メルシーは「Mille merci」

です。

ミルは千の意味なので、ミルフィーユの千と同じです。 お礼を1000回言うわけでないのですが、感激が大きい時は、ミル・メルシーといいます。

Je vous remercie Mamadeなど、「どういうんだった?」と迷わずつけるのがメリットです。

アン・グラン・メルシー

それと、ありがとうございす。の言い方で

  • アン・グラン・メルシー「Un grand merci」

という言い方があります。 これも意味は、「ありがとうございます」で、大きいのGrandと、不定詞のUnを付けていいます。

人によっては、丁寧にお礼の気持ちを表したい時に、この言い方を使いますので、ストックにいれておくと便利ですね。

【Merciの発音のおすすめ動画】

www.youtube.com

 

まとめ

ありがとうは、フランスではよく使われています。 日本なら、お客さんはいわなくてもいい習慣もありますが、フランスでは言っておくと、関係が円滑です。

「ありがとう」の気持ちは、伝えると通じるものですね。

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