フランス語の「blasphémer」 はどういう意味?
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フランス語で「blasphémer 」は、
毒づく、
冒涜する、
ののしる、
などの意味で、宗教に絡んだ冒涜です。
「insulter」もののしる、の意味がありますが、
違いは、宗教絡みでないことです。
2015年にシャルリー・エブド事件がありました。
イスラムの名の元に、イスラム過激派テロリストが、シャルリー・エブド新聞社を襲撃し、犠牲者を出した事件です。
フランスでは、言論の自由を尊重しています。
イスラム過激派テロリストにすれば、イスラム教の冒涜で、冒涜記事を書き綴っていた新聞社を襲撃したのが、
今日から事件の裁判が始まります。
この事件にたいして、言論の自由をマクロさんの意見として伝えています。
まとめて見てみましょう。
「blasphémer」 はどんな意味?
「blasphémer 」 は、冒涜する、毒づく、どのの意味です。
フランスは、言論の自由を尊重する国ですので、「神」を題材にした内容であってもジョークを
いうのはありです。
5 years ago, #CharlieHebdo staff was massacred by ignorant, rationally challenged 'young people' for publishing Mohamed cartoons such as the very innocent ones... pic.twitter.com/gG6qVsQkOQ
— Dr. Teun Voeten (@teunvoeten) September 1, 2020
アラーの神も、ローマ教皇もジョークの題材になっていました。
ローマ教皇が、ジョークの対象になっても、新聞社を襲撃することはなかったのです。
● "La caricature n'est pas un discours de haine",
訳➡カリカチュールは、恨みの表現でなない。
と、マクロンさんは言っています。
「シャルリー・エブド 」 事件
2015年1月7日、フランス・パリ11区の週刊風刺新聞シャルリー・エブドの本社に、イスラム過激派テロリストが乱入し、社員や、警護にきた警察官ら合わせて12人を殺害した事件です。
シャルリー・エブドは、風刺新聞社です。
同業で、他にはカナール・アンシェネがありますが、風刺内容がより宗教批判が強いのがシャルリー・エブドの特徴でした。
この新聞社が襲撃された背景には、テロ事件を風刺が多く、2001年のアメリカの9・11事件以来、シャルリー・エブドが、モハメドも含め、風刺画を掲載していたのです。
シャーリー・エブド社が、イスラム原理主義を批判していることは明らかで、過去において、同社の風刺画はフランス国内でも「行き過ぎた挑発だ」と批判されたのはありました。
モハメド風刺画掲載後も、関係者も絶えず殺害脅迫を受け警察の警護対象になっていたり、2011年にも火炎瓶が投げ込まれ、火災事件が起きたのですが、風刺をやめなかったのです。
強迫があっても、フランス政府から自粛要請されても、モハメドの風刺画を掲載し、決定的には、2015年の1月に、パリ11区のシャルリー・エブド本社が、襲撃となったのでした。
事件があってから、まる5年と9か月、今日9月2日から、生き残っている襲撃に関与したとされている、事件容疑者の裁判が始まります。
フランスの大統領として、風刺について意見をはっきりというのは、稀ですが、
マクロさんは、はっきりと、
「liberté de blasphémer」
と、訪問先のベイルートで立場表明をしていました。
これで、また、テロ事件に発展しないことを願います。
では、では
以上です。
また明日(^^♪ à demain.
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