フランス語の「connotation」 はどういう意味?
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「コノターション」なんていう言い方を聞きます。
ラテン語の響きですが、フランス語で、ちょっとニュアンスを感じる言い方ですね。
意味は、含蓄を持つとか、○○のニュアンスがあるに近いです。
直接的な「意味」がありますが、それぞれで言い回しが違います。
「connotation」 はどんな意味?
コノターション 「connotation 」の意味は○○の含蓄、ニュアンスです。
といっても、ニュアンスとして、ネガティブに使われます。
使われ方で、対比する考え方で、
「デノターション」
という単語があります。
意味は、直接的な意味で、文字通りの意味です。
ニュアンスには、意図があり、相手にその言葉を使わずして、理解させる言い方をします。
ラルース辞典ではコノターションを、
>Ensemble de significations secondes provoquées par l'utilisation d'un matériau linguistique particulier et qui viennent s'ajouter au sens conceptuel, fondamental et stable, qui constitue la dénotation.
引用先 https://www.larousse.fr/dictionnaires/francais/connotation/18305
と言っています。
訳は、コンセプト的、基本的、安定した意味に加算される、言った内容から発する二次的な意味。
とあります。
つまり、言いたいことを直接的な表現を使わずして、ニュアンスが伝わってしまいます。
たとえば、移民問題で、
「immigration danger 移民 危険 」と2語のみをスピーチで言ったとします。
この2語まで聞けば、移民受け入れをすると、危険だというようなニュアンスをかもしだしています。
移民に反対をするのは間違いありませんし、差別の含蓄をのこしてしまいます。
Des propos humiliants à connotation raciste
訳➡差別のニュアンスがある侮蔑的表現
他には、Les Japonais travaillent beaucoup.
日本人は良く働く
と誰かが言ったとし、その言い方には、あくせくして働くというような、ネガティブな含蓄がある、とも言えます。
移民問題などは、政党によっては、直接的な言い方は避けて、演説で言いたいことがつたわるように、言葉を組み立てています。
また、聞く側の解釈の仕方もあり、あくまでも聞く側が、発した含蓄をききとれない場合もあります。
差別などは聞く側が、そう感じなければ、含蓄はなくなります。
【デノターション 】
それに対してデノターション 「dénotation 」は、コノターションに対比する意味があり、ニュアンスよりも、文字通りの意味です。
【関連単語】
connotation ニュアンス、含蓄(否定的)
raciste 差別
propos 表現
humiliants 侮辱的
dénotation 文字どおりの意味
complexer 劣等感を与える
sentiment de supériorité 優越感
sentiment d'infériorité 劣等感
では、では
以上です。
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