
そうみかける言い方ではないですが、厳戒態勢下ででてくる表現で「クーヴル・フ」があります。
「Couvre-feu 」と書きます。
コロナウイルス感染状態で、今後どのようになるのかはわかりません。
感染防止対策については、政府が発表した内容にはわかり難いことも多いです。
解釈の違いでどうするのかもそうですが、市町村で発動されているものがあるので、注意が必要です。
「今日のフラ単語」で、単語の解説もしています(^^♪
フランス語のクーヴル・フって何?
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【クーヴル・フ】
クーヴル・フ はフランス語で「Couvre-feu 」で、
意味は「夜間外出禁止令」です。
現在、フランスで発動されている外出制限令では、外出の制限で、外出禁止令ではありません。
マスクが不足状態ですので、
外出時につるんで歩かない、
人と間隔をとる
ことに注意すれば、いまのところ外出の時間に関しては規制がありません。
それに対して、この 「クーヴル・フ」は、
夜間の外出禁止令です。
現在はフランス全土ではこの措置はおこなわれてはおらず、市町村によっては、発動しています。
「夜間」の定義よりも、具体的に時間も明示しています。
今日夜に、フィリップ首相から、新たに、外出制限の内容の追加がありましたが、夜間の外出禁止はフランス全体で行わないと言っています。
«Nous n'envisageons pas encore de couvre-feu»
ですので、この夜間外出禁止は各市町村が行っているものです。
具体的には、ニース市では発動しています。
Le maire Christian Estrosi a décrété un couvre-feu à partir de 23 heures, jusqu'à 5 heures du matin. 訳➡市長のクリスチャン・エストロジィは23時から5時までの夜間外出禁止令をだした。
ニース市以外でもおこなっている市町村があり、また罰金も、各市町村で違います。
この夜間の外出禁止措置はもともと、戦争時などの非常事態で行われていたことですが、現在は若者の犯罪件数を減らすために行った例があります。
しかし現実には、この措置で犯罪件数は減っていないというレポートもあり、家庭環境により、夜間の外出をしている状態であれば、禁止をしても効果がないことから、現在は使われていません。
現在のコロナ感染は全く前例がない非常事態で、発動する市町村の置かれている環境によるということです。
それと、野外の市場は閉鎖になりました。
人が列を作り、並んでいる列で人との間隔が取り難く、1メートルの間隔をとりにくい状況です。
ただ、野外市場(日本なら無人市場とかも含む)では、農家の貴重な農産物が売らている場所です。
市長や村長が認めた市場は、営業が認められるということです。
以上で~す。
à demain !
【今日の単語】
couvre-feu 夜間外出禁止
à partir de 23 heures, jusqu'à 5 heures 23時から5時まで
à compter de 23 heures, jusqu'à 5 heures 23時から5時まで
criminalité des jeunes 若者たちの犯罪
quantité de crimes 犯罪件数