Sakurakoのフランス語勉強部屋

フランス語・フランス映画・パリ歴史

フランス語の初心者に最適なステップと目標設定の仕方

フランス語初心者の方のフランス語の始め方について、解説していきます。

継続すれば上手くなることは分かっていても『できない壁』がやってきます。

ではそうならないためには何をすればいいのでしょうか。 それは具体的な目標設定をすることです。

参考になることもあるかと思いますので、お読みください。

Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊

【合わせて聞き流しYoutube】

日本人特有の苦労のための目標設定

フランス語学習者は世界中にいて、みな苦労をしていますが、日本人のフランス語学習者初級者には、特有の苦労があります。

自分はフランス語で何をしたいか

やる気がなくなるのは、やりたいことをやっていない勉強だからななのかもしれません。

日本人フランス語初心にとっての効率的な勉強法

フランス語の発音には独特な音があり、日本人には特有の発音があり、その違いを意識して、受け入れてから始めると効果的です。

日本人がフランス語を学ぶ際の特徴と課題

フランス語には美しいと言われる響きが、日本語の発音と大きく違い、フランス語の難しい点を理解して始めることを意識していくことが大事です。

フランス語の母音と子音の理解

その難しい点とは、フランス語は日本語とは文法や発音の体系が大きく異なるためからきます。 次の章でみてみましょう。

フランス語発言のアルファベットのルール:最初に学ぶべきこと

    1. フランス語の母音
    1. フランス語の子音
    1. 母音と子音のリエゾン があり、これの違い意識をして発言したりリスニングをしていくと効果的です。

アルファベットと発音のルール・フランス語の母音

  1. フランス語の母音 フランス語には16種類以上の母音があります。特に次の3つが日本語話者にとって難しい点です:

鼻母音(Voyelles nasales) フランス語特有の母音で、鼻から息を抜きながら発音。 例:

/ã/(アン)→ pantalon(ズボン) /ɛ̃/(アンの短い音)→ pain(パン) /ɔ̃/(オン)→ bon(良い) 口の形と舌の位置が重要 同じアルファベットでも、日本語の「あ・い・う・え・お」とは異なり、口の形や舌の位置によって音が変わります。 例:

/e/ と /ɛ/(エの微妙な違い)→ été(夏)と elle(彼女) 無音の母音(e muet) 単語の末尾にある "e" はしばしば発音しません。 例:femme(女性)は「ファム」と発音します。

アルファベットと発音のルール・フランス語の子音

  1. フランス語の子音 フランス語には日本語にない発音の仕方をする子音もあります。主な戸惑いポイントは以下の通りです:

Rの発音 喉の奥を振動させて発音する独特な音です。これは日本語にはない音なので、初心者にとって難しい部分です。 例:rouge(赤)は「フッ」と喉で音を出す感覚で「ルージュ」と発音します。

日本語の子音の発音方と違い、フランス語では、単語の語尾の子音が発音されない場合が多いです。ただし、次の単語とリエゾン(音の連結)するときは例外です。 例:

petit(小さい)→ 語尾の "t" は発音しない。 petit enfant(小さい子ども)→ リエゾンで「プティタンファン」となり、"t" を発音。 sとzの違い s は無声(息だけの音)、z は有声(声を出す音)で発音します。 例:poisson(魚)と poison(毒)では異なる音。

アルファベットと発音のルール・フランス語の母音と子音のリエゾン

  1. 母音と子音のリエゾン フランス語では、単語同士が繋がることで発音が変わる「リエゾン」があります。これが初心者には混乱しやすいポイントです。 例:

les amis(友達)→ 「レザミ」と発音され、"s" が次の母音と繋がります。 また、「r」や「u」など、日本人にとって発音が難しい音も多いので、聞き取りと発音練習が重要です。

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フランス語文法

フランス語では、語順を間違えると通じないことがあり、文法事項の習得は時間がかかりますが、クリアにして進むのが大事です。

フランス語の主語

日本語と違い、主語が文頭き、省略することはありません。自分を語るには、主語の使い方を覚えていきましょう。 まずは、フランス語には、主語が8つあることを理解し、

je

tu

il

elle

nous

vous

ils

elles

主語に関してはこの8つだけ覚えればOKです。

動詞の活用

次に避けては通れない、動詞の活用を覚えないといけません。

動詞にはグループがあり、主語に応じて変化します。

大事な2つの動詞

最初に覚える一番大事な2つの動詞には、

【 être 動詞  】

je suis

tu es

il est

nous sommes

vous êtes

ils sont

il とelleの動詞の変化は一緒で、省略しています。

【 avoir 動詞  】

j'ai

tu as

il a

nous avons

vous avez

ils ont

これらは、2つの動詞は不規則動詞で、主語に応じて変化しています。

また現在形の他に、過去や未来形などの時制があります。

動詞の時制

フランス語では時制が非常に重要です。現在形の他に、未来形、過去形があります。

動詞の現在、未来や過去形を時制といいます。

【フランス語の時制 】

現在形(présent)

複合過去(passé composé)

直接方半過去(imparfait)

単純未来(futur)

条件法現在(conditionnel présent)

接続法現在(subjonctif présent)

★大過去(plus-que-parfait)

★前未来(futur antérieur)

★単純過去(passé simple)

★前過去(passé antérieur)

★条件法過去(conditionnel passé)

★接続法過去(subjonctif passé composé)

★接続法大過去(subjonctif plus-que-parfait)

などのように、動詞の時制があります。

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主語・動詞の一致、定冠詞・不定冠詞

現在形では動詞には性数の一致なないものの、複合過去では、主語と動詞が文法的に一致する、性数の一致があります。

動詞は単数、複数、女性、男性など性別で変化します。

例として、

Je suis allée au musée.(私は美術館へ行った。主語が女性ならEがつきます。)

Je suis allé au musée.(私は美術館へ行った。主語が男性でEがついていません。)

Ils sont allés au musée.(彼らは美術館へ行った。複数形になっています)

時制と、主語の変化を行います。

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前置詞や冠詞の変化

フランス語では前置詞(à, de, avec など)や冠詞(leur,leurs,le, la, les, un, une など)が文の意味に大きな影響を与えます。

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効率的な語彙の学び方

ボキャブラリーを増やしていくことを念頭に置いて、初心者からスタートをするのがいいです。というのがボキャブラリーを増やしていけると、リスニングの幅ができます。

覚えるべき基本単語リスト(頻出単語、動詞、形容詞)

フランス語の基本語彙には、動詞(être, avoir, aller など)や形容詞(beau, grand, petit など)、日常生活でよく使う名詞(maison, voiture, livre など)があります。これらの頻出単語から学び始めることで、会話や文章理解がスムーズになります。

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覚えやすい語彙学習テクニック

単語を覚えるときは、文脈の中で学ぶことが効果的です。例えば、「J’aime le chocolat(私はチョコレートが好き)」のように例文とともに覚えると、単語の使い方も理解できます。

よく使われる日常表現とあいさつ

挨拶や日常会話で使う基本的な表現(例:Bonjour, Merci, Ça va?)を覚えましょう。これらは会話のきっかけとなるだけでなく、フランス語を学ぶ楽しさを感じることができる第一歩です。

パリはパナムとも言われています。

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初心者の目標と学習計画の立てかた

例えば、「3か月後に自己紹介ができるようになる」や「半年で簡単な会話ができるようになる」といった目標が良いです。 学習計画: 毎日少しずつでも、継続して学習できるような計画を立てる。 学習時間: 1日30分~1時間など、自分に合った学習時間を決めて、毎日同じ時間に勉強する習慣をつけていく。

リスニングスキル

最初の目標設定で、リスニングにしようと思った方は、

- フランス語の歌や映画、ドラマを活用する方法

好きなフランス語の歌や映画、ドラマを通して楽しみながら学びましょう。歌詞や字幕を活用すると、単語や表現が覚えやすくなります。

- 聞き取る力を鍛えるシャドーイングのテクニック

シャドーイングは、音声を聞きながら同時に発音する練習方法です。これにより、リスニングスキルと発音が同時に向上します。短いフレーズから始めると取り組みやすいです。

リーディングスキル

リーディングを目標設定にした方は、

- 簡単なフランス語の本や記事から始める

フランス語で読む力を伸ばすには、簡単な本や記事を選ぶことが重要です。例えば、子ども向けの絵本や学習者向けの簡易記事が初心者に適しています。「Le Petit Prince(星の王子さま)」はやや上級向けですが、人気の作品として挑戦してみる価値があります。

- 単語や表現を文脈の中で学ぶ

単語を覚えるだけではなく、文脈で使い方を理解することが大切です。例えば、短い記事や物語を読む際に、新しい単語を調べて意味を確認し、その文脈でどのように使われているかを学びましょう。

定期的な読書習慣を作る

毎日10分でも良いので、フランス語の文章を読む習慣をつけましょう。習慣的に触れることで、自然と読むスピードや理解力が向上します。

スピーキングスキル

スピーキングを目標設定にした方は、

簡単な会話フレーズを練習する

最初は簡単な日常会話のフレーズを覚え、実際の会話で使う練習をします。たとえば、「Je voudrais...(~をお願いします)」や「Comment ça va ?(元気ですか?)」など、実用的なフレーズを反復練習しましょう。

自分の考えをフランス語で表現する練習

一歩進んで、自分の意見や日常生活の出来事をフランス語で表現する練習をしましょう。簡単な日記をフランス語で書くのも効果的です。

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学習のモチベーションを維持するコツ

スタート時点のモチベーションをキープするために、

成果を記録して振り返る

進捗を記録することで、努力が目に見える形で確認できます。例えば、単語帳で覚えた単語の数や、聞き取れるフレーズの増加を記録しましょう。

- 楽しみながら学ぶ方法を見つける

目標設定は大事ですが、学習を楽しむために、自分が好きなフランス映画や音楽、料理などを取り入れるのもいいかなとおもいます。

また環境を整えると継続できます。 興味がある分野を通して学ぶことで、自然とモチベーションが続きます。 楽しめる目標設定が具体的になりましたか?

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