フランス語で「de toute façon ドゥ・トゥート・ファッソン」という熟語があります。 意味は、どうせ、いずれにしても、 です。
使い方を見てみましょう。
フランス語の「de toute façon 」 はどういう意味?

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フランス語「de toute façon」の意味と使い方
de toute façon は、日常会話でとてもよく使われる表現で、基本の意味は次のとおりです。
- 「とにかく」「いずれにせよ」「いずれにしても」「どうせ」
- 英語で言う “anyway / in any case / at any rate / regardless”
単数で「de toute façon」ですが、複数形「de toutes façons」も見かけますが、現代の標準では単数のほうが一般的です。
コアの用法(5パターン)
- 既定路線・結果不変(相手の提案や条件に関係なく結果は同じ)
- De toute façon, il va pleuvoir.
いずれにせよ、雨は降るよ。
- 話題転換・まとめ
- De toute façon, revenons au sujet.
ともかく、話を本題に戻しましょう。
- あきらめ・割り切り(軽い投げやり)
- L’examen est raté. De toute façon, j’étais mal préparé.
試験は落ちた。どうせ準備不足だったし。
- 理由づけ・補強(前述内容の正当化)
- Je prends le métro. De toute façon, c’est plus rapide.
地下鉄にするよ。いずれにしてもその方が速いし。
- フィラー(間を取る・言い直し)
- De toute façon… on verra demain.
えっと、とにかく…明日見てみよう。
ニュアンス注意:便利な一方で、状況や言い方によっては「相手の意見を受け流している」「突っぱねている」ように響くことがあります。丁寧に言いたいときは下記の代替表現も活用しましょう。
位置と句読点
- 文頭で使うのが最も自然:
De toute façon, + 文(カンマを置くのが普通)
- 文中・文末も可能:
On partira, de toute façon.(いずれにせよ出発する)
C’est mieux, de toute façon.
話し言葉ではイントネーションで区切ります。文頭に置くと話題転換・結論先出しの色がやや強まります。
類義表現との違い
- de toute manière
ほぼ同義。やや書き言葉寄りだが会話でも使う。
- en tout cas
「少なくとも」「とにかく(その点については)」という限定・保留のニュアンス。
例:En tout cas, merci.(いずれにしても、ありがとう)
- quand même
「それでも」「〜にもかかわらず」。逆接の含みが強く、用法は別。
例:Il pleut, mais je sors quand même.(雨でも出かける)
- quoi qu’il en soit(より丁寧・書き言葉)
「いずれにせよ」「何はともあれ」
- dans tous les cas(中立〜ややフォーマル)
「どの場合でも」「とにかく」
丁寧に言いたい場面(ビジネスメールや会議の司会など)では、
「Quoi qu’il en soit, …」「Dans tous les cas, …」が無難です。
例文
-
De toute façon, ça ne changera rien.
とにかく、それで何も変わらないよ。
-
On n’a plus le temps. De toute façon, le magasin ferme à 19 h.
もう時間がない。とにかく店は19時に閉まるし。
-
Ce n’est pas grave. De toute façon, j’avais prévu un plan B.
大丈夫。いずれにせよプランBを用意してたから。
-
Tu peux essayer, mais de toute façon c’est risqué.
やってみてもいいけど、どのみちリスキーだよ。
-
De toute façon, merci pour ton aide.
いずれにしても、手伝ってくれてありがとう。
対話例: A: On continue le projet ou on arrête ?
B: De toute façon, le budget est coupé. On doit arrêter.
A:このプロジェクト続ける?やめる?
B:いずれにせよ予算が削られた。やめるしかないね。
まとめ
- de toute façon = 「とにかく/いずれにせよ」。位置は文頭が基本、カンマで区切る。
- ニュアンスは便利だが時にぞんざい。丁寧には「quoi qu’il en soit」「dans tous les cas」。
- 「quand même」「en tout cas」とは使い分けに注意。
この表現をマスターすると、会話の運びがぐっと自然になります。
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