フランス語の「indécent」ってどんな意味?
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フランス語で「アンデソン」という言い方があります。
「indécent」と書きます。
露骨な、みっともない、見苦しいという意味です。
みっともないには、ridicule
という言い方がありますが、この二つは微妙に違います。
合わせて状況と使い方をみてみましょう。
「indécent」の使い方
意味は、露骨な、みっともない、見苦しい
などの意味で、それもかなり、見苦しいの度合いが強いです。
「indécent」と書きます。
ridicule もありますが、これは軽度です。
indécent は、政治家の形容にもよく使われます。
C'est indécent": Manuel Valls répond aux rumeurs d'un retour à la politique en France
訳➡それは見苦しい、とフランスの政界への復帰の噂にマニュエル・ヴァルスが答えた。
マニュエル・ヴァルスは、フランス社会党派の、元フランス首相でしたが、現在は再婚をしてスペインに行っています。
首相を辞職し、大統領候補となりました。
しかし、当選もできず、地方選挙でも議員職もギリギリのラインで当選で、
スペインに行きやり直しをかけたようです。
現在はスペインで市議会議員をしています。
スペインにいるヴァルスは、フランス政界への復帰を考えるのは見苦しい、
と言っていますが、
前の奥さんと離婚をし、スペインの製薬会社の娘と再婚をしたときは、
政略結婚で「indécent」だと、当時言われていました😢
その他に、「indécent」の形容が使わる政治家には、
サルコジ元大統領がいます。
私服を肥やしたり、架空職で公金を横領をしたなどではないのですが、
元大統領の立場を利用して、アフリカ圏で講演を行い、多額の金銭を受け取るなどがありました。
それら一連の行為に対して、
「indécent」と言われていました。
ただ、この「indécent」は、客観的というよりも、主観的な表現です。
収賄の疑いで起訴された、フィオン元首相のに対しては、
「indécent」よりも、RidiculeやMinableの形容がつかわれていました。
では、なぜ二人のうち、元首相は、RidiculeやMinableと言われ、
もう一人が indécent かは、その人が与えるイメージがあります。
起訴されたフィオン容疑者は、行動面や性格的面で嫌われていた訳ではなかったのですが、
家族のメンバーに架空職に就かせて、公金を何十年にもわたり手にしていたような、せこい人間のレッテルがあります。
ところが、二コラ・サルコジは横領などの嫌疑よりも、性格的に短気で、人格的に寛容さがなかったために、そのような形容がされがちでした。
どちらも、良い評価がついていないのが残念ですね😢
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