Sakurakoのフランス語勉強部屋

フランス語・フランス映画・パリ歴史

フランス語の「indécent」ってどんな意味?使い方まとめて解説します?

 

フランス語の「indécent」ってどんな意味?

Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊

 

フランス語で「アンデソン」という言い方があります。

「indécent」と書きます。

露骨な、みっともない、見苦しいという意味です。

みっともないには、ridicule

という言い方がありますが、この二つは微妙に違います。

合わせて状況と使い方をみてみましょう。

 

「indécent」の使い方

意味は、露骨な、みっともない、見苦しい

などの意味で、それもかなり、見苦しいの度合いが強いです。

「indécent」と書きます。

ridicule もありますが、これは軽度です。

indécent は、政治家の形容にもよく使われます。

 

C'est indécent": Manuel Valls répond aux rumeurs d'un retour à la politique en France

訳➡それは見苦しい、とフランスの政界への復帰の噂にマニュエル・ヴァルスが答えた。

マニュエル・ヴァルスは、フランス社会党派の、元フランス首相でしたが、現在は再婚をしてスペインに行っています。

 

首相を辞職し、大統領候補となりました。

しかし、当選もできず、地方選挙でも議員職もギリギリのラインで当選で、

スペインに行きやり直しをかけたようです。

 

現在はスペインで市議会議員をしています。

スペインにいるヴァルスは、フランス政界への復帰を考えるのは見苦しい、

と言っていますが、

前の奥さんと離婚をし、スペインの製薬会社の娘と再婚をしたときは、

政略結婚で「indécent」だと、当時言われていました😢

 

その他に、「indécent」の形容が使わる政治家には、

サルコジ元大統領がいます。

私服を肥やしたり、架空職で公金を横領をしたなどではないのですが、

元大統領の立場を利用して、アフリカ圏で講演を行い、多額の金銭を受け取るなどがありました。

それら一連の行為に対して、

「indécent」と言われていました。

ただ、この「indécent」は、客観的というよりも、主観的な表現です。

収賄の疑いで起訴された、フィオン元首相のに対しては、

「indécent」よりも、RidiculeやMinableの形容がつかわれていました。

 

では、なぜ二人のうち、元首相は、RidiculeやMinableと言われ、

もう一人が indécent かは、その人が与えるイメージがあります。

起訴されたフィオン容疑者は、行動面や性格的面で嫌われていた訳ではなかったのですが、

家族のメンバーに架空職に就かせて、公金を何十年にもわたり手にしていたような、せこい人間のレッテルがあります。

 

ところが、二コラ・サルコジは横領などの嫌疑よりも、性格的に短気で、人格的に寛容さがなかったために、そのような形容がされがちでした。

どちらも、良い評価がついていないのが残念ですね😢

 

 

【アンサンブルアンフランセ】

スカイプの無料体験レッスンの申し込み方は➡こちらから、無料体験レッスンの受け方、入会金約10800円の免除方法をご参照ください。