フランス語を勉強し始め、独学していると、「上達していない」と感じること多々あるのではないかと思います。
上達するには継続するのが大事だとは聞いても、やみくもに継続をしていくのはめげてしまうことがありますね。
スクールに行けば沢山リスニングもできるとはいいますが、行っただけでは上達もしにくいです。
目標レベルまでの期間は?
上達するには継続するのが大事ですが、継続していれば上達するというわけでなく、
レベルが上がってくると、上達していないと感じるものですね。
ステップアップしていくまで、フランス語の勉強期間はどの位かかるのか、
また上達するまでの費用について、参考にして頂けたらと思います。
1.フランス語検定合格を目標にする
最終目標をどこに置くかで、フランス語学習方も変わってきますが、仏検合格にすると、問題を解いて合格することが一番の近道です。
仏検なら5級からあります。
充実感をだけを感じるのに、検定を受けるわけではありませんが、上級に合格すると充実感がありバロメーターになるのは事実だと思います。
フランス語学習期間の目安
仏検を主催しているには、公益財団法人フランス語教育振興協会で、
大体学習に必要な時間数を数字化しています。
また、必要な語彙数も書いていますが、5級から1級までと、差があります。
初級が、5級と4級からです。
中級の3級です。
上級の2級と1級です。
検定に合格できる必要な基準時間が書かれています。
勉強期間と勉強時間の解釈
具体的には初級の4級と5級で、100時間とあり、5級は100時間勉強して受験もでき、また合格することもできますが、2級や1級では、400時間や600時間を費やしても、簡単には合格しないのが通常です。
そこが、時間数と期間の違いで、シンプルに600時間ですまなく、1か月600時間を詰め込んでも消化できないものです。
実力として残るには、期間も必要で4年くらいかかるのが普通です。
ただ、1級は難しいです。
また社会人になってからは、仕事もあり毎日30分の時間を確保するのは大変な時もあります。
勉強時間が定期でないと、せっかく覚えても忘れ、勉強期間が長くなるようです。
仏検に限れば、大体が日本語で理解できる試験ですが、スピーキングが準2級から試験に入ってきます。
弱点があれば、どの面を、どのように強化して行くべきかも考えると。
2.スピーキング上達を目標にする
スピーキング、リスニング、ライティングの3つのなか、スピーキングについて考えると、多分一番成果を出しやすいです。
日本人特有の発音の矯正をして、言いたいことを構造化して、覚える行けばスピーキングは上達します。
日本語で話しをよくする人は、フランス語でもスピーキングが上手いです。
口からスラスラと母国語が出てくる習慣があると、外語語でもスムーズに話せることが多いです。
フランス人の友人がいないとハンディですが、一人でも常に話すことを日常的にやっていくと効果的ですし、フランス語のイントネーションが日本語とは異なり、音の上下が微妙だったりしますので、リズムに慣れる練習をすると、相手が聞き取りができるようになります。
3.ライティング上達を目標にする
次のライティングも、日本人には向いている項目です。
独学でもしやすいですし、フランス人の友人がいないくても、こつこつできます。
文法事項は把握して、ニュースの読解をして、レジュメを書いていくなどをやり、だらかに添削をしてもらっていけば、伸ばしやすいです。
4.リスニング上達を目標にする
スピーキングを伸ばすには、まずヒアリングを行い、フランス語の韻やリズムになれることも重要です。
ただ、リスニングで上達するには、時間が一番かかると思っています。
というのが、聞き取り力を上げるには、ボキャブラリー数、熟語数をのばさないといけないからです。
スピーキングも、ライティングも知っている範囲のボキャブラリーで話せたり、書けたりしますが、リスニングは別です。
フランス語の発音は、日本語の音声体系と大きく異なるため、初学者には特に難しい点です。Rの聞き取りが強調されていますが、実際にリスニングで難しのは、『Ou』の発音があります。
12時と、2時では、Douze heures,Deux heuresで、最初から日本語で聞き取りができる人もいないでしょう。
ただ、リスニングの強化して行くと、フランス語のリズムがついているので、聞いたように自分でもスピーキングをしやすくなります。
5.コミュニケーション力上達を目標にする
話せるというだけでなく、コミュニケーション能力は持っている資質ともいえますが、刺激をして上達をさせることは可能です。
話が上手い人は、言っていることが面白いということもありますが、相手から上手くききたいことを聞くなど、円滑なコミュニケーション力を備えているからです。
コミュニケーションには、相手の文化の理解が重要で、日本語をそのまま翻訳し、フランス語になったと思っても、相手に通じないことは、初級のうちにありがちなことです。
レベルアップの目標の決め方
仏検の場合。
仏検だけなら、文法重視な問題ですので、過去問をといて練習すれば、実際に合格できるでしょう。
過去問は冊子が、5級から1級までCD付きで、1冊2800円まで(級により違う)と、とっかかり安いです。
日本にいても、地道に試験対策を行えば合格できます。
仏検は特に、ほとんどの課題が日本語ですので、DELFの試験とは違い、日本で勉強していても、スカイプレッスンなどで充分補強できますし、新聞やまとめ記事で知識を増やしていけます。
スピーキング、リスニング、ライティングの場合は、
仏検以外の4つを全て攻めていくのは、無理ではありませんが、どれか1つに集中する方が、上達感があります。
スピーキング、リスニング、ライティング、コミュニケーション力でどれが好き?どれがやるがいを感じますか?
仕事で使う以外なら、フランスの歴史、ビジネス、フランス映画などの題材がやりやすいと思っています。
時分で興味をもてる題材が継続できます。それで、展開させていくと、ボキャブラリー数も増えて、覚えていけ、ロスが少ないです。
まとめ・上達までの期間
最後に私自身のフランス語習得についやした時間と費用についてお話しします。
私はフランス語専攻の4大卒業者で、その後外資系の会社へ就職し、その後フランスへ移住となりました。
フランスで、それだけやってきても就職ができなかったのです。
それまでの時間は、大学の4年の期間も入れると約20年以上です。
費用は、
大学4年、入学金など4年で200万円、
日仏会館1年 毎月2万くらい、
その他、3か月くらいの間、大卒後に単発の講座、通信講座、など、
大学時代の教科書などの教材もいれると、結構な金額です。
それからフランスで就職ように、「Le Diplôme de français des Affaires」という試験を受け、ディプロムを取得しました。
アリアンスフランセーズパリ1年 2000ユーロ(26万円)くらい、
最後のコミュニケーションについては、フランス生活が一番効果的かと思います。
フランス人の考え方や、表現の仕方は、日本に住んでいる日本化したフランス人からは、なかなかしりえないことかと思います。
言語とともに、フランス文化や慣習を理解しないと、特定の表現やニュアンスが把握しにくいと感じることがあります。
ずっと生活しなくとも1週間の旅行などをすると、毎回単語を増やしていけて楽しいと思います。
単語増やしには、映画はいいツールですね。
まとめとして、サブジェクトを1つに絞って、リスニング、ライティング、スピーキングをしていくことが効果的です。
私は日本にいる時は特定なフランス人の先生と話せて、自分はうまいと思っていましたが、フランスに来てやっと通じないことがわかったときはショックだったのを覚えています。
それから、言い方には気を付けてやっていったのです。
話すのは楽しくなるまでが、辛い時期はあるかと思いますが。これは慣れが大きいです。
決まった人とだけではなく、いろんなシチュエーションをつくれる努力も大事ですね。
諦めないで継続のみです。
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