フランス語の「lapsus」ってどんな意味?ついうっかりの使い方は?
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フランス語で「ラプチュス」という言い方があります。
「lapsus 」と書きます。
よく聞く言い方ですね。
名詞で意味は、失言、言い損ない、などです。
だれでも間違って言ったり、うっかり口が滑るということもあります。
そんなときに、「lapsus révélateur」という言い方もあります。
使い方を見てみましょう。
「lapsus révélateur」の意味
ラプチュス「Lapsus 」は、名詞で、
失言、の意味です。
それに対し、Lapsus révélateur は、
本心がでていると思わせるもので、
「あ、今のが本音!」という意味合いがあります。
Lapsus révélateur : les lapsus, que révèlent-ils vraiment
訳➡うっかりいった言葉、その中にはどんな意味があるのだろうか。
政治的には、党派争いや、政敵争いがあり、口が滑って、つい口にでてしまうようなときがありますね。
党派間で、特に選挙が近い時には、いろいろな思いがあるもので、胸の中の思いがでてします。
または、ついうっかり失言で、
今年は、フィリップ首相が言っていたことで、
Edouard Philippe a commis un énorme lapsus au moment d'annoncer l'organisation de la coupe du monde de rugby de 2023
訳➡フィリップ首相は、2023年の世界ラグビー杯の組織について発表で、とんでもない失言をした。
「à sus-ci-ter de grands champions,」
大チャンピオンを駆り立てる、
と、というべきところ、
「à sucer de grands champions,」
大チャンピオンを吸う、
と言ってしまいました。
これは、政敵がらみのことではなく、単純な失言です。
国会内で爆笑だったようです。
このフィリップ首相の「失言」は単純な失言で終わったのですが、
口が滑り、本音が見えてしまった例では、
やはりシラク元大統領の話しではないでしょうか。
シラクさんは、次のように言っていました。
C'est pour ça que je ne peux pas faire confiance à Rémi... Lionel Jospin.
訳➡ですので、私は、、、レイモ、、、リオネル・ジョスパンを信用できないのですよ。
ここでシラク元大統領が言った、「Rémi」は
レイモン・バーのことです。
同じ党派の首相だったのですが、仲が険悪だったのです。
大統領選のインタビューで、つい口をすべらし、「レイモは信用できない」、と言ったのですす。
そこで、あわてて、レイを、リオネル
と言い直しました。
大統領選の競争相手は、リオネルジョスパンなのに、
同じ党派内のレイモン・バーのことで口を滑らすくらい、
仲は険悪だった証拠ですね。
そんな本音発言は、ありますね。
では、では、
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