Sakurakoのフランス語勉強部屋

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ピエール・トロワグロさん死去!ヌーベル・キュイジーヌ「Le saumon à l'oseille 」 ってどんなの?

フランス語の「Le saumon à l'oseille 」 とは?ピエール・トロワグロ

 

 

昨日、フランス料理界の大御所のピエール・トロワグロさんが、92歳で亡くなられました。

 

ピエール・トロワグロさんは、フランスのロアンヌにある両親のレストランを、3★にした功労者です。

 

フランス料理界には、ヌーベル・キュイジーヌと言われる、新風がふきました。

「Le saumon à l'oseille 」はピエール・トロワグロさんが作った、

フランチ料理界のヌーベル・キュイジーヌを代表する1品です。

 

 

 

「Le saumon à l'oseille 」 とピエール・トロワグロ

フランスのロアンヌに、両親が経営するホテル・レストランがあり、兄のジャン・トロワグロと料理に取り組み、

1968年にはミシュランガイドで三つ星を獲得したのです。

【左がピエール・トロワグロさん、右がジャン・トロワグロさん】

 

 

それまでは、オーギュスト・エスコフィエの伝統的なフランス料理が主流でしたが、

そこに「ヌーベルキュイジーヌ(新しい料理)」を、ポール・ボキューズと新風を巻き起こしていったのです。

 

ロアンヌのレストランには、当時の料理評論家のゴーさん、ミヨさん(ゴー・ミヨーのレストランガイドの創始者)が料理体験にもきていました。

 

パリの三つ星レストランのシェフ、ギ・サヴォアさんは、ピエール・トロワグロさんのレストランで当時、修行をしていたのです。

 

後でゴー・ミヨだと知り、今後料理がメディアに流れると、感じたそうです。

 

このヌーベル・キュイジーヌのサーモンは、

「l'escalope de saumon à l'oseille」とも言われいます。

 

レスカロ―プ・ドゥ・ソモン・ア・ロゼイエ、

ないしは、

「le saumon à l'oseille」

ル・ソモン・ア・ロゼイエ、

 

ここに、「le」がついているのは、

ピエール・トロワグロさんが作った、「あの」

限定の意味があります。

 

この「l'escalope de saumon à l'oseille」は、

ピエール・トロワグロさんの emblématiqueな一品です。

 

emblématiqueに使い方として、

●Pierre Troisgros, l'emblématique chef trois étoiles de Roanne, est décédé à 92 ans

訳➡ピエール・トロワグロ、ロアンヌの三ツ星シェフが92歳で死去。

 

フランス料理界に新風を巻き起こしたヌーベル・キュイジーヌの立役者の一人です。

emblématiqueは、方ですね。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

以上で~す。

では、では、

また明日(^^♪ à demain.

 

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