フランス語で「ソンスュール」は「censure」と書き、意味は検閲です。
これに、Motion を付けると、Motion de censureとなり、
意味は不信任動議です。
動議が可決され、バル二エ政権が倒さされました。
フランス語の「Motion de censure」 の意味は?
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フランス語で「ソンスュール」という言い方があり、「censure」名詞の動詞が、censurer で、意味は検閲するです。
これは、戦中に限らず現在も政治的な手段で使われています。
そのほかに、政治的な意味で、動議を不信任するという意味があります。
「Motion de censure」 はどんな意味?
「Motion de censure」の意味は動議を不信任するの意味です。
Motion de censure(不信任動議)は、フランスの政治において、議会が政府に対して信任を撤回し、政府を解散させる手段の一つです。
フランス共和国憲法(現行の第五共和政)の第49条に基づいて定められており、議会と政府の間の権力均衡を保つ重要な制度です。
「Motion de censure」 の概要
国民議会で政府の政策や行動に反対を示し、政府を退陣に追い込むための手続きで、対象は内閣です。
国民議会の議員の少なくとも10分の1
の署名が必要。
国会議員の総数は現行では577人なので、58人の署名が必要ということ。
数がそろうと、提案ができ、48時間以内に国会議員さんたちが採決するというもの。
「Motion de censure」 の議決
議決には、国民議会の過半数(289票)が必要です。
不信任に過半数が投票すると、内閣が否認となり、政府は直ちに総辞職となります。
「Motion de censure」 提案される背景
政府が「49.3」と呼ばれる、強行案をとすと、野党がMotion de censureを提案でき、過半数で支持されると、政府が否認され、総辞職となるのです。
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あっけなくバル二エ政権は解散となりました。