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セルジュ・ガンズブールの「Moi aussi」 と「Moi non plus」はどんな意味があるの?

 

フランス語の「Moi aussi」 と「Moi non plus」はどんな意味があるの?

 

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「Moi aussi」が肯定形、「Moi non plus」が否定形です。

「Moi aussi」 と「Moi non plus」はどんな意味

フランス語で「Moi aussi」 と「Moi non plus」 という言い方、

よく聞きますね。

肯定で返事をするときに、

また

否定で返事をするときに

それぞれ、使える言い方です。

ところが、かの有名な歌手

セルジュ・ゲンスブールの歌で、

 

肯定形で答えるべき返答で

「Moi non plus」を使った例がありました。

どんなシチュエーションでの使われ方なのかを、見てみましょう。

 

「Moi aussi」 と「Moi non plus」

「私も」という返事は、

肯定形ななら「Moi aussi」

です。

 

これが否定形なら、

「Moi non plus」

となりますね。

 

まず、文法的に正しい例を見てみましょう。

相づちの返事の仕方が、動画で説明されています。

 

【アンサンブルアンフランセのMarine先生による説明】

 

 

 

説明は、6分30秒くらいからあります。

Marine先生の説明での例文4つで、

 

Moi aussi

Pas moi

Moi non plus

Moi si

 

があります。

肯定形で、Moi aussi

と言います。

●J'ai acheté un nouveau parapluie

訳➡私は新しい傘を買いました。

 

友達が、新しい傘を買ったと言っています。

偶然私も傘を買ったという場合など、

肯定形の返事で、

「私も買った」

 

そんな場合、新しい傘をわざわざ買うのではなく、

古い傘をそのまま使い続けるのもありますね。

そんな時は、

 

●Pas moi

訳➡私は新しい傘を買わない。

 

と、Pas moiと言えますね。

また、相手の友人が否定形の表現をした場合に

 

●Je n'ai acheté un(de) nouveau parapluie

訳➡私は新しい傘を買いませんでした。

 

相づちをうつ場合で、

私も買わなかったという場合は、

Moi non plus

と言えます。

 

しかし、相手の友人が買わなかったのに、自分が買ったという場合には、

●Moi si

と、私は買った

と言えます。

動画では発音もされていまうので、参考にしてください。

 

 

セルジュ・ゲンスブールの「Moi non plus」はどんな意味?

さて本題の

歌手のセルジュ・ゲンスブールの

「Moi non plus」

はもじった言い方をしています。

 

もじったというのは、肯定形の表現なのに、

「Moi non plus」

と否定形で答えているのです。

 

je t'aime と

moi non plus

という言い方です。

相手が自分に対して愛してる

と肯定形で言っていることに対して

肯定形で返答するなら

「私も」なら、「Moi aussi」

となりますよね。

 

ところが、セルジュ・ゲンスブールの詩では、

「Moi non plus」

と答えています。

 

このMoi non plusの歌詞は

文法的には正しくありません。

 

文法的には間違いですが、

一世を風靡したゲンスブールだからの表現でした。

で結局男性の方は、女性の彼女を愛してるいるの、どっち?

と思いますよね。

 

回答は『わかりません。』

つまり、ガンズブールですので、 どちらにも解釈できて、

これがゲンスブールのマーケティングなのです。

 

以上で~す。

では、では、

 

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