
フランス語の「otage」 はどういう意味?
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フランス語で「otage」という言い方、ききますよね。
人質という意味です。
日本で、人質と言えば、銀行に行員を人質として捉え、強盗をするイメージが
ありますが、フランスでは、政治思想で行われることも多いです。
また、社会的思想でも、公共機関のストがあると、ストを行う組合は、ストを
おこなうことで、一般市民の足を奪うことになります。
そんなときは、一般市民を人質にして、ストをおこなうことが合法的なのかと言われていました。
まとめて言い方を見てみましょう。
「otage」 はどんな意味?
「 otage」 はオタージュと発音し、人質の意味です。
人質は、直接的に、人間が人質になる場合と、抽象的な場合があります。
●La prise d'otages qui était en cours depuis la fin d'après-midi ce jeudi au Havre a pris fin peu avant 23h.
訳➡ルアーブルで今日の午後から人質に取られていたのが、夜の23には終わった。(開放された)
人質は、実質的に犯人に体が拘束されているものです。
その他には、パリが人質になっているというような言い方もあります。
●"Paris est aujourd'hui pris en otage entre une majorité de gauche qui refuse de sortir du déni face à l'explosion de la délinquance et un gouvernement qui court après les caméras de télévision mais n'agit pas", a ajouté Rachida Dati.
訳➡パリは、現在、左派により人質状態といえる。軽犯罪の急増を否定する左派と、ビデオカメラを設置して、行動に移さない政府との間で、人質状態となっている。
これを言ったのは、右派のダチパリ8区区長です。
このようなことを言った背景には、「サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝」の後に、カッサーという若者が、商店のショーウインドーを壊し、金品を奪ったことがあります。
CLの決勝戦で、試合はパリではなく、ポルトガルであったのですが、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が1―0で仏パリ・サンジェルマンに勝ち優勝た試合の後に、パリ市内で、高級ブティックが被害に遭いました。
パリ・サンジェルマンが優勝しても、しなくても、商店を破壊することは、最近の傾向で、うさをはらしているとも言えます。
ジレジョーヌの運動以来、商店の破損はつづいていました。
幸い、コロナウイルス感染があってから、ジレジョーヌのデモは収まっています。
このような背景で、パリがカッサーの人質になっているという言い方をしています。
また、人質が銀行にとらわれ、犯人がいる銀行へドアの入口から、入り込むことは、
フェール・アソ・パール・ラ・ポルト、
といいます。
以上人質についてでした。
では、では、
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