フランス語の「présomption」ってどんな意味?
Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊
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フランス語の「présomption」 という言い方があります。
プレゾンプションといいますが、よくききますね。
女性名詞で、推定という意味があります。
「présomption d'innocence 」
とよくききますね。
【présomption】
présomption(プレゾンプション)は女性名詞で、
「プレゾンプション・ディノソンス」という言い方は、
「présomption d'innocence 」と書きます。
無実や潔白という単語をつけて、推定無罪という意味になります。
これは、裁判で、容疑者が有罪判決がおりるまでは、あくまでも無実であるということです。
容疑がかかると、まるで有罪であるかのように扱われたり、メディアでも放送されがちです。
この 推定無罪は 「présomption d'innocence 」です。
「présomption de ○○ 」で、○○の推定となりますが、訳では、推定無罪となります。
この「présomption de ○○ 」に言い方で別の例として、
「présomption de salariat」があります。
(salariat は男性名詞)
ピジストについて記事を書きました。
多くのピジストが解雇になると予告されたことから、ピジストがストをしていると報道もありました。
このピジストは、ジャーナリストなのですが、会社員ではなく、ジャーナリスト特有の
雇用契約をしているということになっています。
実際にピジストは、ジャーナリストの団体協定に帰属するとなっています。
ところが、このピジストが、会社員的な仕事形態で、サラリー報酬だと、推定されているという言い方があります。
「Pigiste : la présomption de salariat」 ( salariatは男性名詞)
ピジストはジャーナリスト特有の働き方をしているから報道場所にはカードを提示して取材の許可を得るなど、
特権を有しています。
働き方が、取材をして原稿を書き、会社から報酬を得るという形態です。
テレビ局やラジオ局、雑誌社などが雇用主となります。
ところが、報酬がサラリー的だという疑問があります。
つまり、雇用形態と給与の関係がおかしいということです。
「Pigiste : la présomption de salariat」
推定サラリー給与、とでも訳になりましょうか。
この考え方について、引用をします。
Dès lors que le journaliste pigiste exerce sa profession à titre principal, régulier et rétribué et qu'il en tire l'essentiel de ses revenus, il est donc considéré comme journaliste professionnel, et bénéficie de la présomption de salariat.
引用先 .http://etudiant.aujourdhui.fr/etudiant/info/statut-pigiste-quel-statut-quels-droits.html
訳➡ピジストのジャーナリストが、そのタイトルで、定期的な仕事をして報酬をえているとすれば、プロなジャーナリストと考えられ、推定サラリーとされるべきだ。
【公務員の給与はTraitement、会社員の給与はSalarie】
Pigisteは会社員ではないと言われていますが、単発ではなく、定期的に取材をして記事を書き、同じ雇用主のために
仕事をしており、毎月会社員のように給与を手にしていれば、サラリーだと考えられるべきということです。
推定無罪は、無罪だという基本的な考えをもとに、
推定サラリーは、会社員が手にするサラリーだという基本的な考えで、
会社員とということです。
ペネロープゲートの事件の際も、フィオン元首相がこの「présomption d'innocence 」と言っていました。
まだ、判決がおりていませんが、これも気になる話題ですね。
ではでは、また明日、
à demain
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