パリ旅行でレストランでの注文やウエーターさんとのやり取りをスムーズにするためには、いくつかポイントがあります。
フランス語で通じるようにいうのも大事ですが、フランスの文化の違いを理解した言い方は有効です。
フランス語初心者のためのパリ旅行レストランでの会話
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フランスでは、ウエーターに対して丁寧な態度をとることが非常に重要です。
丁寧な態度を心がける
フランスでは、ウエーターに対して丁寧な態度をとることが非常に重要です。
挨拶から始めるのがマナー:
「Bonjour(こんにちは)」 または 「Bonsoir(こんばんは)」 を忘れずに。
例:
「Bonjour, une table pour deux, s'il vous plaît.」
(こんにちは、2人用の席をお願いします。)
「s'il vous plaît」を必ず添える
○○してください、お願いしますの意味の、「s'il vous plaît」をいうのを忘れないのが有効です。
「s'il vous plaît(お願いします)」をつけることで、より丁寧な印象を与えます。
例:
「L'addition, s'il vous plaît.」 (お会計をお願いします。)
日本のような対応スピードを期待しない
焦らずに待つのが大事です。
フランスのレストランでは、サービスが日本のように迅速ではないことが一般的です。
ゆったりとしたペースを楽しむ心構えでいないと、イライラします。
席が気に入らない場合は変えてもらう
スピードが遅いのはありますが、席が気に入らない場合は、丁寧に伝えると、変えてもらえます。
席が気に入らなければ遠慮せずに伝えましょう。
例:
「Excusez-moi, pourriez-vous nous changer de table ?」
(すみませんが、席を変えていただけますか?)
迷ったら、ウエーターにおすすめを聞いてみる
席を変えてもらえたら、メニュー選びで迷ったら、ウエーターにおすすめを聞いてみるのも良いです。
例:
「Qu'est-ce que vous recommandez ?」
(何がおすすめですか?)
焼き加減を伝えるときは具体的に:
「Je voudrais mon steak saignant.」
(ステーキをレアでお願いします。)
チップの文化を理解する
フランスにはチップの文化あります。
サービス料(service compris)はほとんどの場合含まれていますが、感謝の気持ちとして小銭をチップで渡すと良い印象です。
ありがとうを意識する
「s'il vous plaît(お願いします)」もそうですが、ありがとうを忘れないのがおすすめです。
サービスのたびに「ありがとう」と言うのもフランス流。
例:
「Merci beaucoup.」(どうもありがとう。)
「vous」を使う
レストラン会話では、「vous」を使うのがおすすめです。
総合的に、注意すべき点まとめとして、フランスでは、ウエーターもプロフェッショナルとして扱われるべき存在とされています。
フランスと日本の時間や効率の価値観
時間や効率の価値観については、日本では、サービスのスピードや効率が重視されるため、店員が迅速に対応しないと不満を抱くお客がいます。
一方、フランスでは「ゆっくりと食事を楽しむ」という文化があり、ウエーターもそのリズムを尊重して接客する違いがあります。
日本では「お客様は神様」
サービス業の立場の違いがあり、日本では「お客様は神様」という考え方が浸透しています。
それで、サービス業はお客さんに対して常に低姿勢で対応するのが一般的です。
そのため、一部のお客さんが「自分は優位である」と感じ、ぞんざいな態度を取ることがあります。
お客とウエーターの関係性
フランスでは、ウエーターさんとお客さんは対等な関係です。
フランスでは、お客とウエーターは対等な立場での「契約」に近い関係です。
お客は食事代を支払い、ウエーターはその対価としてサービスを提供します。
このため、ウエーターに失礼な態度を取ることは、社会的に見ても非常にマナー違反とされます。
気分を害したウエーターさんは、お客さんのところにもうこなくても、許されることがあります。
日本とはこの違いは大きいですね。
パリ旅行レストランの席選び&注文の仕方!
こちらの動画をご参照ください。
注文の仕方と席選びにについてのフランス語会話です。
www.youtube.com