Sakurakoのフランス語勉強部屋

フランス語・フランス映画・パリ歴史

フランス語の「 seuil」 ってどんな意味なの?境界線のfrontièreとはどう違うの?

 

フランス語の「 seuil」 ってどんな意味?

 

Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊

フランス語で「 seuil」という言い方があります。

発音すると「ソイユ」です。

 

レバノンで起こった爆破事故以来、各国から救援物資が届いています。

外交関係もあり、救援物資を送らない国はないでしょうし。

 

しかし、このレバノンという国では、生活が困窮しています。

 

国民の半数が貧困の境界線以下の生活を余儀なくされています。

 

「 seuil」 の意味は、境界線です。

「frontière」似ている単語ですね。

こちらも、境界線の意味があります。

2つの言い方の違いをまとめて見てみましょう。

 

「 seuil 」

「 seuil 」は、ソイユと発音し、

境界線という意味です。

 

使い方の例として、

●seuil de pauvreté

訳➡ 貧困線

 

貧困境界線は、どのくらい食べることができないと、貧困であると、厳密に規定はできません。

ただ、それ以下の収入では最低限度の生活を維持できない、と考えられる統計上の境界線と言われています。

貧乏線とも言われいるようです。

 

●seuil de rentabilité

訳➡ 損益分岐点

これも経営上使われる言い方です。

収益と支出が同額であれば、トントンです。

固定費は決まっていますので、

利益がでる最低のラインのことを指します。

 

●seuil de la maison

訳➡ 家の境界線

この言い方もたまに使う表現です。

 

➡J' étais sur le seuil de la maison 家と外の境界線にいた。

 

この場合、境界線は、フランス式なら玄関、日本家屋なら門とかですね。😊

 

seuilはですので、境界線でも、どちらかというと、抽象的な経済統計などで使われる言い方が多いです。

 

それに対して、frontière は、国境や、県境などに使われるいい方です。

ただ、

●Quelle est la frontière entre l'obéissance et la soumission ?

訳➡従順さと、服従の境界線とはなにか?

 

などの例もあり、使い分けが微妙な部分もあります。

 

ですが、

●seuil de pauvreté

●seuil de rentabilité

 

の2つは決まった言い方です。

これは暗記しておいて損はないです😊

 

 

では、では、

以上で~す。

 

オンラインスクールの

【アンサンブルアンフランセ】

 

トライアルレッスン申し込み方はこちらの記事➡無料体験スカイプレッスン をご参照ください。

入会金約10800円の免除方法も書いています。