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フランス語の「une usine à gaz」の意味は?使われ方まとめて解説します

フランス語の「une usine à gaz」の意味は?

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フランス語で「ユズィン・ア・ガズ」という言い方があります。

これはあまり聞かない表現ですが、たまにでてきますね。

「une usine à gaz」と書きます。

意味は 複雑な、

で、「une usine de gaz ガス工場」ではありません。

「une usine à gaz」大体この言い方をするのは、

政治家が政策を発表したときなどです。

右派も左派も両方します。

状況と使い方をみてみましょう。

 

「une usine à gaz」

意味は複雑な、で

「une usine à gaz 」と書きます。

à

を入れます。

首相や閣僚が演説した内容で、分かりにくい言い方をした時などは、

批判があります。

Un médecin: «C’est une usine à gaz, le système de Philippe»

訳➡フィリップのシステムは複雑だ、とある医師が。

フィリップ首相の演説に対し、ある医師がこのように言ったのには、それなりの背景がありました。

 

この医師は、

Que faire des patients non-Covid ? Pour sauver 25 000 patients, faut-il continuer à tuer tous les autres ? Pas de réponse.

訳➡では、コロナウイルス患者以外の患者はどうすればいいのだ?25000人の患者を救うためには、他の患者を殺せばいいとのか?

このような反応をさせてしまう背景には、去年外出制限が解除されてしまい、

少なくなってきた感染者もまた増え、かならず感染者が増えと予測されたからでした。

医療現場にいる医師にとっては、生死が直接かかわる状況です。

発表された政策に疑問を持つや、効果が薄いと、現場の医師の立場を表明外出解除をするのは政策として手薄だとい言っていました。

まるでわけがわからない

複雑だと。

 

この医師の思いはさておき、une usine à gazの表現は、「分からない時には」

よくつかわれるようになったのは確かです。

政治家から発表されたときなどで、分かり難いときには、

決まってこの比喩を使い、批判しています😊

 

以上で~す。