「Mariage blanc」があれば「divorce blanc」は ?
Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊
フランス語で偽装結婚のことを、
Mariage blancといっています。
結婚するのは愛からではなく、他の目的があり、籍を入れても生活を共にしない結婚のことです。
そのような行為をせねば生きていけないケースもあり、
mariage blanc
はなくなっていません。
では、離婚の場合はどうなるのでしょうか。
愛の大きさを尺度はないですし、結婚をしても離婚になるときもあります。
また離婚の原因が必ずしも、愛がなくなることからではなく、経済的なことでなるときも無きにしも非ずです。
「divorce 」
出会いがあれば、別れもありますが、
熱烈な結婚の後に、離婚するのは、愛が冷めた場合だけとも限らないようです。
といいますのが、先日知り合いが離婚をしていたのです。
両者の収入が良く、二人の子供がいるのですが、コンサルタントして働いている二人は、離婚した方が所得税の支払い割合がすくなるとアドバイスを受けたということでした。
それで、離婚の手続きをしたということでした。
でも、嫌いになったわけではなく、ずっと同じ家に住んでいるのです。
では、これは、
●divorce blanc ?
と思いますが、この表現はありませんでした。
では、Mariage blanc(マリアージュ・ブラン)が非合法で、軽犯罪扱いになるのに、
偽装離婚については、なにもないようです。
住居をともにして、子供がいて籍をいれないのも合法です。
であれば一度入籍をして、離婚するのは非難されるのもおかしい話しですね。
経済的なことが原因で離婚する場合などは、偽装離婚になる?と言われればそうなのかもしれませんが、divorce blancという単語がないのです。
収入が多い人は税対策常にしています。
数週間前にニュースをにぎわした、パンドラペーパーもありました。
合法的に非課税の国に居住して、所得税を支払わない節税対策です。
問題は、普通に働いてくらしている人が払う税金が増え、貧困とまでいかなくてもいわゆる中間層が、医療を平等に受けにくなってきています。
"Pandora papers"パンドラペーパーですが、"papers"と複数形になっていますので、名簿にのっている人数は数千人のようです。
【覚えておこう単語】
complexe 複雑な、複合体、
complexer 劣等感を与える
sentiment de supériorité 優越感
sentiment d'infériorité 劣等感
以上で~す。