日本語で間違える「まで 」 の使い方とは?フランス語の「avant le」
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フランス語で「jusqu'à」という言い方があります。
もう一つが「avant 」 です。
フランス語である「まで 」 の使い方2種類?「avant 」「jusqu'à」
フランス語で初級のうちは、日本からそのままフランス語にして翻訳をするという習慣です。
『いついつまでに○○をしないといけない』
という状況なら、
までにの意味がある、
「jusqu'à ジュスカ」、
「avant アヴァン」、
の両方が候補になります。
ところが、この
「jusqu'à ジュスカ」、
「avant アヴァン」、
では、意味が違います。
結論から先に言うと、
『いついつまでに○○をしないといけない』
には、
「avant アヴァン」を使うのが正しいのです。
翻訳すると同じ「avant 」「jusqu'à」
○○までの意味なら、
までと調べると、2つの候補がでてくるという状況です。
つまり、日本語では概念として、『まで』には
10キロ瘦せるまで、毎日10キロ歩く。
○○日までに10キロ瘦せる。
と、同じ『まで』を使っているいう言語だからです。
訳は、
●10キロ瘦せるまで、毎日10キロ歩く。
Marcher 10 kilomètres chaque jour jusqu'à perdre 10 kilos.
●○○日までに10キロ瘦せる。
perdre 10 kilos avant le (date)
となります。
フランス語の線の「jusqu'à 」 と点の「avant」
上の違いで分かりますが、Jusqu'à は
時の概念で、それまで続いているという
継続の概念があります。
夏が終わるまで毎日40度からさがらないと予測されている。
●Jusqu'à la fin de l'été, il est prévu que la température ne baisse pas en dessous de 40 degrés chaque jour.
夏の間は、ずっと続くという意味があります。
これに対して、
「avant」は、jusqu'àとの違いは、
継続せず、そらまでに、という意味があります。
●Avant la fin de l'été, j'ai l'intention de finir ce livre.
訳➡夏の終わりまでこの本を読んでしまうつもりだ。
このAvantを使った例では夏の終わりまで、毎日読むかどうかは問題でなく、デッドラインの夏の終わりまで、というニュアンスがあります。
「avant le」
●Je termine ce raport avant le 30 septembre.
訳➡夏の終わりまでこの本を読んでしまうつもりだ。
日にちの指定には「avant le」のように「le」を入れます。
日本語の「まで」には、点と線の意味があります。
日本語から直訳すると、どちらでもいいと考えがちですが、
フランス語では区別しないといけません。
フランス語で覚えておくと、間違えることがなくなります
では、では
以上です。
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