Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊
フランス語のリスニングが難しい?リスニング力をつける教材と勉強法
フランス語の会話力のつけ方は?書けてもスピーキングでつまずくときにすること
フランス語の中級者の悩み!会話ができても書けない場合の対処法は?
この記事では、フランス語を始めて、なんとなく勉強してはいるけれど、上手く勉強がはかどらない人が、上達するために必要な考え方について解説しています。
フランス語の教材を沢山買った人の中には、やり方がわからないという人もたくさんいますし、独学を諦める人が多いのです。
なぜそう思うのか?は、以前の私もそういう状況だったのです。教材や本はたくさん買いこんだはいいが、思うように進まないのです。
上達しているとも思えないし、何から手を付けていいかわらず、やるべきTODOレベルの行動に落とし込めていませんでした。
そんな私と同じような状況にいて、もしあなたがフランス語を勉強して1か月で挫折したけど、やり方次第ではできるの?と思っていれば、参考にしていただければ幸いです。
- フランス語の基礎と独学するには何から始める?やり方が悪かった?
- 1年後の姿をイメージするために
- フランス語文法を理解し、文章構造を理解する
- 日常的な会話表現のバリエーションは?
- フランス語が続かない理由は何なの?継続できる人とは?
フランス語の基礎と独学するには何から始める?やり方が悪かった?
フランス語を始めるために、まず大事な基本的なことについてお伝えしておきます。
本をいくら読んでも簡単に上達していかない理由
あなたは、昔勉強をしたけど上手くはなせるようにならなかった、だからやり直してみたいと思って、普段から参考書で文法の勉強をしていますよね?
きっと、Amazonや本屋さんで「フランス語の文法基礎知識」と検索してトップに出てきているレビューのいい本は数冊買って勉強していることと思います。
参考書を買って、一通り理解したと感じ、そしてまた次の本を買って読む。それを繰り返しているのではないでしょうか?
では、なぜあなたがAmazonで売れている参考書をたくさん読んでいるのに、話せるようにも、リスニングが上手くなったとはならないのか?
それは、参考書はあくまでも説明書だからで、自分の生活に落とし込んでいないからです。
読んだ説明書の文章は、所詮他人の例文です。自分を語る文章に変えて作業をしてください。
この作業は簡単ではないですが、できるようになります。
仏検などの3級くらいのレベルまでいけば、やりやすいです。
1年後の姿をイメージするために
参考書の文法を理解はできるけど、今一つピンとこないという場合は、1年後「新しいステージの私」をイメージしてみましょう。
色々なことをやるのではなく、試験を1つ受けることを目標にするのです。
独学を始める目標のレベルを見つける
参考書ばかりで勉強をするのは自分を見失う理由の一つです。
【フランス語の学習の仕方をみてみたいという場合は、次の章から始めて下さい。】
ですので、1年後に3級の仏検を目指してみるというのも、オススメです。
試験は5級から1級まであり、3級は中級のはじめのイメージです。
仏検 DELF・DALF
1級 C1/C2
準1級 B2
2級 B1
準2級 A2
3級 A1
4級 なし
5級 なし
仏検3級は真中のレベルです。
仏検の他に、DELF・DALFがあります。DELF・DALFの方は、フランスの教育機関の決めたレベル判定試験で、仏検の5級と4級に対応する級がなく、仏検3級に対応するレベルA1からあります。
ですので、中級をめざして、1年後の目標としては妥当だと言えますし、仏検の問題集は日本語の設問で分かり易いのです。
3級に合格するには、5級から問題になれていくのがいいですし、わからないと文法書で調べる癖をつけることができます。
試験を受けるのは一つチョイスなだけですが、フランス語は3日で覚えられるというものでもないですし、試験に合格することで、自信がつきます。
フランス語を独学で挫折をしたという場合も多いのですが、文法が複雑だからです。
フランス語文法を理解し、文章構造を理解する
参考書の例文は人の文章ですので、最後には自分を語れる文章にしていきます。
参考書を買って、暫く開いていないという方は、以下のことを頭に入れて読み進めてください。
フランス語の主語を8つを全部覚える
まずは、フランス語には、主語が8つあることを理解しましょう。
je
tu
il
elle
nous
vous
ils
elles
日本語なら、あなたを意味する、お前、あんた、貴さま、貴殿、てめえ、などありますが、フランス語ではそのようなバリエーションはなく、主語こ関してはこの8つを覚えないといけません。
動詞には活用がある
次に避けては通れない、何種類もある動詞を覚えないといけません。
動詞にはグループがあり、主語に応じて変化します。
最初に覚える一番大事な2つの動詞には、
je suis
tu es
il est
nous sommes
vous êtes
ils sont
il とelleの動詞の変化は一緒で、省略しています。
j'ai
tu as
il a
nous avons
vous avez
ils ont
これらは、2つの動詞が
現在形でも、主語に応じて変化していますよね。
そして、現在形の他に、過去や未来があります。
動詞には時制があることを理解する
先ほど主語と、主語に応じた動詞の未来や過去形があります。
時制変化です。
現在形(présent)
複合過去(passé composé)
直接方半過去(imparfait)
単純未来(futur)
条件法現在(conditionnel présent)
接続法現在(subjonctif présent)
★大過去(plus-que-parfait)
★前未来(futur antérieur)
★単純過去(passé simple)
★前過去(passé antérieur)
★条件法過去(conditionnel passé)
★接続法過去(subjonctif passé composé)
★接続法大過去(subjonctif plus-que-parfait)
などのように、動詞が時制により変化します。
先ほど、8種類の主語があるのをみましたが、8つの主語それぞれに動詞の時制を活用させます。
そして更に、
動詞は単数、複数、女性、男性など性別で変化します。
例として、
Je suis allée au musée.(私は美術館へ行った。主語が女性ならEがつきます。)
Je suis allé au musée.(私は美術館へ行った。主語が男性でEがついていません。)
Ils sont allés au musée.(彼らは美術館へ行った。複数形になっています)
時制と、主語の変化を行います。
大体、最初はこの動詞の変化と時制を覚えることで、挫折しそうになるんですよね。
しかしめげがちですが、めげてはいけません。
ここでも、自分の文章を作ると覚えられます。
名詞には性別があることを理解する
また名詞には性別があります。
この概念に慣れるまでに、時間がかかりますが、こんなものだと慣れるのがいいですね。
太陽が男性名詞
月が女性名詞
です。
名詞には性別があり、その名詞が1つ、2つというように、冠詞を付けて表現します。
冠詞にも、男性形と女性形の2つがあります。
名詞の前に冠詞を付けるのです。
先ほどの太陽と月は、
太陽が le soleil (ル ソレイユ)ー男性名詞
月が la lune(ラ リュンヌ)ー女性名詞
となります。
フランス語の定冠詞と不定冠詞を理解する
そして、冠詞には、定冠詞と不定冠詞があります。
先ほどの例で、
太陽 le soleil (ル ソレイユ)le
と
月 la lune(ラ リュンヌ)la
は、
定冠詞を使っていました。
ところが、
一つのテーブル
一冊の本
などは、
一つの○○ということで、
une talbe
un livre
とい言います。
最初は、定冠詞と不定冠詞の他に部分冠詞もあり、
使い分けができるまで時間がかかります。
最初はこれた冠詞の概念がピンとこなく、つまずく人が多いのです。
冠詞と動詞はさけて通れないですので、ここで時間をかけて理解に時間をかけるべきです。
オススメのフランス語の冠詞を説明している教材です。
文法書はあるという方も、この冠詞の本はオススメです。
この市川先生の講義は日仏会館で受けていました。
フランス語文法の構成文の主語と述語順番の理解する
フランス語の文章の理解には構文の特徴を知ることです。
構文というのは、日本語なら
私は昨日高島屋デパートに買い物に行った。
友人に偶然にデパートで会った。
ないしは、
私は昨日買い物をしに、高島屋デパートに行った。
友人に偶然そこで会った。
とも言えます。
ところが、フランス語では、繰り返しを避けることや、
主語、述語、目的語、目的補語の順番が厳格です。日本語とは違い、勝手に順番を変えられません。
数字が千単位と、20進法なことを理解する
フランス語の数字も最初は理解し難いです。
1から10までは普通ですが、
80からは、10進法ではなく、20進法で、
80という数字を「4x20」となっています。
また、50万という場合には、
「万」を使わず、千を単位にして、
500x千(1000)で、50万といいます。
日本語では、万単位ですので、数字が聞き取れても、
選に翻訳うするなど、頭の体操が必要なのです。
最初は聞いても、ピンときませんが、慣れていきます。
と、ここまで文法や動詞の活用をみてきましたが、やる気をなくしそうですね。
最初に覚えないといけないことが多いのです。
しかし、あとで面白くなってきます。
少しづつ話しができるようになってくると、挨拶もができるようになってきます。
次にツールの辞書と参考書をご紹介します。
フランス語辞書と必要なボキャブラリー数
平均的なフランス人なら日常的に約1000から2000語で話しをしていると言っています。
2万とかいう人もいて、大学の教授とか、アカデミーフランセーズの会員とか、特定の言語を駆使する人のボキャブラリーは多いですね。
フランス語で1000語の意味を知っていても、話せるというの別です。
辞書は手元に置いておいて、わからないとこまめに調べるしかないです。
1つの単語には色々な意味がありますので、用例でチェックしていくとボキャブラリーが増えます。
紙タイプなら、
ないしは電子辞書タイプもあります。
電子辞書は、外出先にも持っていけますし、ベッドに入ってから気になる単語も簡単にチェックできるのはいいです。
用例も読んでいくと、ボキャブラリーアップになる早道です。
ネット上にフランス語の辞書サイトがありますが、仏仏辞典は初級の間は理解ができませんので、日仏辞書がオススメです。
私もこのカシオの電子辞書を持っていて、和仏は用例が多いですので、辞書と思わず読まずに、本を読む感覚で使うといいですね。
初心者のフランス語文法書
この文法書もオススメです。
1年継続する間できることはと言うと、
日常的な会話表現のバリエーションは?
動詞の活用やら、時制や語順がやたらとややこしいですが、1年続けられると、大分理解もできてきます。
文法も初級から中級まで分かるようになると、会話もできるようになります。
最初は、シンプルな定形のフレーズを覚えるのがいいですね。
日常会話の挨拶の表現
基本的な挨拶の仕方は、あの、ボンジュールです。
●ボンジュールは「Bonjour !」
おはようございます、
こんにちは
の意味です。
●ボンソワールは「Bonsoir !」
今晩は
の意味です。
●コマン・タレ・ヴは「Comment allez-vous ? 」
お元気ですか?ご機嫌いかがですか?
の意味です。
これに対しては
●ジュ・ヴェ・ビアンは「Je vais bien, merci 」
元気です。ありがとうございます。
の意味で、
●エ・ヴは「et vous」「 et toi ? 」
貴方は? 君は?
と聞き返す言い方です。
●ウ・アビテ・ヴ「Où habitez-vous? 」
お住まいはどちらですか?
の意味で、
●ジャ・ビット・ア・パリ「J'habite à Paris. 」
パリに住んでいます。
の意味で、
●ク・フェット・ヴ・ダン・ラ・ヴィ「Que faites-vous dans la vie ? 」
仕事は何をされていますか?
の意味です。
この仕事は何をしていますか?の言い方も、色々な言い方があります。
参考書ででてくる度に、表現を増やしていくことで、フレーズ数を多くできます。
基本的な挨拶のフレーズ集を覚えてると楽しいですし、バリエーションを覚えることで耳を慣らすことができます。
とここまで、フランス語文法を理解するために必要な教材をご紹介しました。
値段も辞書以外を合わせて2万円くらいです。
1年に2万円までなら、払える金額で負担に大きくならないので、大体は継続できるのですが、途中で止める人が多いのは、目標設定と、継続できる環境ができにくいということです。
フランス語が続かない理由は何なの?継続できる人とは?
私の場合は、大学で仏語学科でしたが、当時のクラスでフランス語を続けいる人は2人だけです。
普段の生活の中で優先順位が高いものをやりますので、仏語学科といえども、また留学した人でも、すっかりと忘れている人もいます。
ですので、あなたが今後目指す目標設定をしてください。
何故なら、仏検3級が目標で合格しても、その後目標がないと継続できなく、せっかく覚えた文法や単語もあっさりと無常に忘れてしまうからです。
仏検3級の合格ができたくらいから、フランス語が面白くなってきたところですよね。
文法もある程度理解できていますので、そこから、話しが上手くできるようになっていきます。
スピーキングはある意味で、特異なシチュエーションです。
フランス語初心者の話す・聞く・書くの難易度と自分の方向性
* 話す、スピーキング
* 聞く、リスニング
* 書く、ライティング
があります。
仏検3級に合格後には、今後どうしたいのかと目標が違ってきているかもしれません。
ですので、目標を再考する必要もでてくると思いますが、頭に入れておいた方がいいのは、これら3つのうち、独学で上達し易い点と、そうでないものがあるということです。
映画を理解する➡日常的なボキャブラリーが必要。
ガイドなしてパリ旅行をする➡日常的なボキャブラリーが必要。
この2つであれば共通項が多いです。
しかし、
留学をする➡試験に特化した問題集を解く練習が必要。
全て完璧なレベルにするのは、時間が膨大にかかりますので、
方向性をきめないと時間がかかりすぎ、やる気をなくしがちなのです。
文法が中級くらいになれば、大体つっかかっても、話せ、
文章も簡単であれば読める、リスニングもできるレベルです。
またリスニングは語彙や歴史的なことも分からないと意味がわからないからです。
キクタンでリスニングをする
ボキャブラリーが2000までは、簡単には増えませんので、デイリーに聞いて発音していくのがいいです。
キクタンというように、聞く、聞く、聞くですね。
リスニングはキクタンでもでき、例文を何度も聞いて行けは、語彙もフレーズも増えていきます。
分からない文があれば、辞書で調べ構文を理解していきす。
聞いて、調べていくことで単語を覚えていけます。
ビデオ教材でボキャブラリーを増やす
以前に参考書を買って独学して、ややこし過ぎて脱落したという方は、どんな参考書を買うべきか悩まず、これ1つのビデオ講座で勉強するというのもオススメです。
止める理由は、文法を理解できない、また単語の活用を覚えられないからというのが大きな理由です。
1ページを見て読んで、すぐ理解はスーパーマンでない限りできませんので、やりやすい自分に合った方法を見つけないといけないです。
すでに参考書も数冊持っていても、別な角度でビデオ教材というのもオススメです。
ビデオ教材は➡アンサンブルアンフランセというオンラインスクールから、初級から上級までの文法を解説している教材で、CDつきの参考書より、ビデオ講座のほうが文法、構文、例文の説明量が多く、全部で約4000分です。
参考書10冊分買うよりは、このようなまとめは、ダブリがなく、費用対効果がいいです。
あと、フランス人の口の動かし方が目で見れる点です。
ビデオ教材は無料視聴が3つの課までできます。
フランス語も最初は参考書一つで2千円程度ですみますが、構築にはお金をかかります。
私は仕事でフランス語を使えるレベルまでもっていったので、時間もお金もかけました。しかしそのおかげで収入も増えました。
ただそこまでになるまでは、最初にわからないことが分からなかったので、今から思えばとても時間のロスも多かったです。
あなたはどうのレベルまでもっていきたいですか。