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grèves interprofessionnelles はどういう意味?ストとは違う?

「grèves 」はストで、 「grèves interprofessionnelles」はゼネストです。


ゼネスト「grèves interprofessionnelles」の意味



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物価上昇が続いています。

パンや小麦粉などの日常品は4%台なのですが、ガス代や電気代は、17.9% 。 まして、ガソリン代は、 71.1% ともなっています。

ガスや電気は冬はとくに使う量も多くなりますし、車通勤ではガソリン代はかなり生活に響きます。

そんな背景で9月の末から、石油会社のトタルエナジーズやエッソの労働者が10%のサラリーアップを要求して、スト「grèves 」を始めました。

給料アップの要求の背景には、コロナ危機で市民が物価上昇で苦しんでいる中、これらに会社が莫大な利益計上をしているからです。

ゼネスト「grèves interprofessionnelles」の意味

「grèves 」はストで、 「grèves interprofessionnelles」はゼネストです。

製油所で働く人達だけではなく、複数の職業カテゴリーのストを、「grèves interprofessionnelles」と言います。

トータルエネジーやエッソでは、労使交渉が続いていました。 9月末から続いているストは、2つの製油工場で、 エッソ(エクソンモービル)と、トタルエネルジーです。

ところが、労使合意に至らなく、9月末からCGTという組合が、製油所のストを始め、他の組合も参加して、工場での勤務を拒否しています。

結果フランス中でガソリン不足となりガソリンスタンドでは長打の列になっていました。

ストをしているのは燃料を精製する工場、ストックする工場です。

組合もいくつかあり、労働者が多い組合がCGTです。

CGTの要求は、従業員の10%のサラリーアップです。 3週間のストで、会社側は7%まで譲歩したのですが、正確には5~7%で、全て人が7%アップされるわけでなないので、スト継続を選択しています。

組合によっては、この7%を受け入れたところもあります。 たとえばCFDTなど。ここは組合でも管理職が多いので、合意できる内容だったよう。

会社側が儲けて、利益をだしているのに、5%って少ないとも言えます。

株主に配当金をだすなら、従業員へも払えです。

合意に至らず、CGTは18日に「grèves interprofessionnellesゼネスト」を呼びかけました。

動員がどの程度になるかが今後10月以降のスト動向も決めます。

製油工場のストはCGTは継続して、政府もサラリーアップに会社側に善処するようにとも言っています。

同時に、政府は貯蔵所で従業員の徴用措置を導入し、就業を再開させたりしています。

この無理やりの、徴用措置は反感を買っています。

このgrèves interprofessionnellesの、 Interは色んな という意味です。 それで、ゼネストになります。

「 徴用措置 réquisition 」の意味

「 réquisition」は、徴用措置や、押収、差し押さえの意味です。 今回は、勤務をしない工場の労働者を働かせる、徴用措置です。

警察官が住んでいる家にやって来て、工場まで連れて行き、労働をさせるのです。

その他に、ホテルを差し押さえ、難民にあてがうなどするために、差し押さえるという場合にも使います。

差し押さえる

CGTや労働者側は、 Justice Socialeと言って、社会の平等を要求しています。 18日はどうなるのでしょうか。

ではでは、 以上で~す。