Sakurakoのフランス語勉強部屋

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フランス語独学のゼロからの始め方は?初心者必読オススメ教材

 

Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊

 

フランス語を始めて上手く勉強がはかどらない人が、上手く上達するために必要な考え方と、オススメ教材について解説しています。

参考になることもあるかと思いますので、お読みください。

 

 

フランス語独学ゼロ始まりで上手く上達しない理由

フランス語の教材を沢山買った人の中には、やり方がわからないという人もたくさんいますし、独学を諦める人が多いのは、途中で分からなくなるからです。

文法書だけでは理解できないからです。

本をいくら読んでも簡単に上達していかない理由

参考書を勉強をしているけど、なかなか文法が理解できないというのは、勉強の仕方にあるかもです。

きっと、Amazonや本屋さんで「フランス語の文法基礎知識」と検索してトップに出てきているレビューのいい本は数冊買ったのではないでしょうか。

しかし、理解は難しいし、用例がすくないので、落とし込みが難しのです。

上達するには1年後のイメージできる姿を決めること

1年で諦めた人は、フランス語が向いていないとということではありませんが、すでに一度はあきらめてしまった人は、1年後「新しいステージの私」をイメージしてみましょう。

色々なことをやるのではなく、例えば、試験を1つ受けることを目標にするのです。

 

独学を始める目標のレベルを見つける

参考書ばかりで勉強をするのは自分を見失う理由の一つです。

【フランス語の学習の仕方をみてみたいという場合は、次の章から始めて下さい。】

ですので、1年後に3級の仏検を目指してみるというのも、オススメです。

試験は5級から1級まであり、3級は中級のはじめのイメージです。

 

仏検   DELF・DALF

1級   C1/C2

準1級  B2

2級   B1

準2級  A2

3級   A1

4級   なし

5級   なし

 

仏検3級は真中のレベルです。

仏検の他に、DELF・DALFがあります。DELF・DALFの方は、フランスの教育機関の決めたレベル判定試験で、仏検の5級と4級に対応する級がなく、仏検3級に対応するレベルA1からあります。

3級に合格するには、5級から問題になれていくのがいいですし、わからないと文法書で調べる癖をつけることができます。

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試験を受けるのは一つチョイスなだけですが、試験に合格することで、自信がつきます。

試験問題を解くことで、フランス語を考える習慣がつきます。

 

フランス語文法と文章構造を自分に落とし込む

自分に落とし込むとは、自分を語れることです。

参考書の例文は人の文章ですので、自分の生活に落とし込んで、最後には自分を語れる文章にしていきます。

 

フランス語の主語を8つを全部覚える

まずは、フランス語には、主語が8つあることを理解しましょう。

je

tu

il

elle

nous

vous

ils

elles

 

日本語なら、あなたを意味する、お前、あんた、貴さま、貴殿、てめえ、などありますが、フランス語ではそのようなバリエーションはなく、主語こ関してはこの8つだけ覚えればOKです。

 

動詞には活用がある

次に避けては通れない、何種類もある動詞を覚えないといけません。

動詞にはグループがあり、主語に応じて変化します。

 

最初に覚える一番大事な2つの動詞には、

【 être 動詞  】

je suis

tu es

il est

nous sommes

vous êtes

ils sont

 

il とelleの動詞の変化は一緒で、省略しています。

【 avoir 動詞  】

j'ai

tu as

il a

nous avons

vous avez

ils ont

 

これらは、2つの動詞が

現在形でも、主語に応じて変化していますよね。

そして、現在形の他に、過去や未来があります。

 

動詞には時制があることを理解する

先ほど主語と、主語に応じた動詞の未来や過去形があります。

 

【フランス語の時制 】

 

現在形(présent)

複合過去(passé composé)

直接方半過去(imparfait)

単純未来(futur)

条件法現在(conditionnel présent)

接続法現在(subjonctif présent)

★大過去(plus-que-parfait)

★前未来(futur antérieur)

★単純過去(passé simple)

★前過去(passé antérieur)

★条件法過去(conditionnel passé)

★接続法過去(subjonctif passé composé)

★接続法大過去(subjonctif plus-que-parfait)

 

などのように、動詞が時制により変化します。

先ほど、8種類の主語があるのをみましたが、8つの主語それぞれに動詞の時制を活用させます。

 

そして更に、

動詞は単数、複数、女性、男性など性別で変化します。

 

例として、

Je suis allée au musée.(私は美術館へ行った。主語が女性ならEがつきます。)

Je suis allé au musée.(私は美術館へ行った。主語が男性でEがついていません。)

Ils sont allés au musée.(彼らは美術館へ行った。複数形になっています)

時制と、主語の変化を行います。

 

名詞には性別があることを理解する

また名詞には性別があります。

この概念に慣れるまでに、時間がかかりますが、こんなものだと慣れるのがいいですね。

 

太陽が男性名詞

月が女性名詞

です。

名詞には性別があり、その名詞が1つ、2つというように、冠詞を付けて表現します。

冠詞にも、男性形と女性形の2つがあります。

名詞の前に冠詞を付けるのです。

 

先ほどの太陽と月は、

太陽が le soleil (ル ソレイユ)ー男性名詞

月が  la lune(ラ リュンヌ)ー女性名詞

となります。

フランス語の定冠詞と不定冠詞を理解する

そして、冠詞には、定冠詞と不定冠詞があります。

先ほどの例で、

太陽 le soleil (ル ソレイユ)le

月  la lune(ラ リュンヌ)la

は、

定冠詞を使っていました。

 

ところが、

一つのテーブル

一冊の本

などは、

 

一つの○○ということで、

une talbe

un livre

とい言います。

 

最初は、定冠詞と不定冠詞の他に部分冠詞もあり、

使い分けをしていきましょう。

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冠詞と動詞はさけて通れないですので、ここで時間をかけて理解に時間をかけるべきです。

 

オススメのフランス語の冠詞を説明している教材です。

文法書はあるという方も、この冠詞の本はオススメです。

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この市川先生の講義は私も日本にいる時に日仏会館で受けていました。

 

フランス語文法の構成文の主語と述語順番の理解する

フランス語の文章の理解には構文の特徴を知ることです。

構文というのは、日本語なら

私は昨日高島屋デパートに買い物に行った。

友人に偶然にデパートで会った。

 

ないしは、

私は昨日買い物をしに、高島屋デパートに行った。

友人に偶然そこで会った。

 

とも言えます。

ところが、フランス語では、繰り返しを避けることや、

主語、述語、目的語、目的補語の順番が厳格です。日本語とは違い、勝手に順番を変えられません。

 

数字が千単位と、20進法なことを理解する

フランス語の数字も最初は理解し難いです。

1から10までは普通ですが、

80からは、10進法ではなく、20進法で、

80という数字を「4x20」となっています。

また、50万という場合には、

「万」を使わず、千を単位にして、

 

500x千(1000)で、50万といいます。

日本語では、万単位ですので、数字が聞き取れても、

選に翻訳うするなど、頭の体操が必要なのです。

最初は聞いても、ピンときませんが、慣れていきます。

 

次にツールの辞書と参考書をご紹介します。

 

フランス語辞書と必要なボキャブラリー数

平均的なフランス人なら日常的に約600くらいで、話しをしているという数字があります。職業により、2000語までとか、6000語とかで話しをしていると言っています。

大学の教授とか、アカデミーフランセーズの会員とか、特定の言語を駆使する人のボキャブラリーは多いですね。

 

いきなりこのような特異な分野の人とフランス語で話しをするわけではないですので、フランス語で1000語の単語を覚えると、自然に話せる基礎知識はできるということです。

 

辞書は手元に置いておいて、わからないとこまめに調べるしかないです。

1つの単語には色々な意味がありますので、用例でチェックしていくとボキャブラリーが増えます。

 

紙タイプ、

 

 

ないしは電子辞書タイプもあります。

電子辞書は、外出先にも持っていけますし、ベッドに入ってから気になる単語も簡単にチェックできるのはいいです。

 

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用例も読んでいくと、ボキャブラリーアップになる早道です。

ネット上にフランス語の辞書サイトがありますが、仏仏辞典は初級の間は理解ができませんので、日仏辞書がオススメです。

 

私もこのカシオの電子辞書を持っていて、和仏は用例が多いですので、辞書と思わず読まずに、本を読む感覚で使うといいですね。

 

 

Googleの対日翻訳はまだ進化段階で誤りが多いのと、適切な訳ではないので、何か自分にあった翻訳ツールはもっておいた方がいいです。

【併せ読みたい↓】

 

www.sakurakofr.xyz

 

 

初心者のフランス語文法書

 

この文法書もオススメです。

 

1年継続する間できることはと言うと、

 

日常的な会話表現のバリエーションは?

 

文法も初級から中級まで分かるようになると、会話もできるようになります。

最初は、シンプルな定形のフレーズを覚えるのがいいですね。

 

日常会話の挨拶の表現

基本的な挨拶の仕方は、あの、ボンジュールです。

●ボンジュールは「Bonjour !」

おはようございます、

こんにちは

の意味です。

 

●ボンソワールは「Bonsoir !」

今晩は

の意味です。

 

●コマン・タレ・ヴは「Comment allez-vous ? 」

お元気ですか?ご機嫌いかがですか?

の意味です。

 

これに対しては

●ジュ・ヴェ・ビアンは「Je vais bien, merci 」

 

元気です。ありがとうございます。

の意味で、

 

●エ・ヴは「et vous」「 et toi ? 」

貴方は? 君は?

と聞き返す言い方です。

 

●ウ・アビテ・ヴ「Où habitez-vous? 」

お住まいはどちらですか?

の意味で、

 

●ジャ・ビット・ア・パリ「J'habite à Paris. 」

パリに住んでいます。

の意味で、

 

●ク・フェット・ヴ・ダン・ラ・ヴィ「Que faites-vous dans la vie ? 」

仕事は何をされていますか?

 

の意味です。

この仕事は何をしていますか?の言い方も、色々な言い方があります。

参考書ででてくる度に、表現を増やしていくことで、フレーズ数を多くできます。

 

基本的な挨拶のフレーズ集を覚えてると楽しいですし、バリエーションを覚えることで耳を慣らすことができます。

 

とここまで、フランス語文法を理解するために必要な教材をご紹介しました。

値段も電子辞書以外を合わせて2万円くらいです。

電子辞書は4万円くらいですので、一月に3000円くらいの投資です。

 

フランス語が継続できる人とは?

私の場合は、大学で仏語学科でしたが、当時のクラスでフランス語を続けている人は2人だけです。

私の場合は、フランスへ来たという要因が大きかったと思いますが、大卒で最初の会社はフランスと取引をしている会社で、フランス語を使うことになったのでした。

昔の学友は、仏語学科といえども、また留学した人でも、すっかりと忘れている人もいます。

最後に、ビデオ講座をご紹介します。

ビデオ教材でボキャブラリーを増やす

または、参考書を数冊買うよりは、なにかまとまったもので、文法をガッツリ勉強するなら、ビデオ講座で勉強するというのもオススメです。

私もお金はかけました。あとでエクセルで計算したらビックリしましたが、費用は数百万円です。

まあ私は仕事でフランス語を使えるレベルまでもっていったので、時間もお金もかけました。

あなたはどのレベルまでもっていきたいですか。それと、楽しくないと継続するのが辛くなります。

ですので、あなたの勉強の主題を1つもって進むのがいいと思います。

ご参考になることがあれば幸いです。