
フランス語の「censure」 の意味は?
Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊
フランス語で「ソンスュール」という言い方があります。
「censure」と書きます。
名詞で、意味は検閲です。 この名詞の動詞が、censurer で、 意味は検閲するです。
どちらも戦前、戦中に限らず現在も政治的な手段で使われています。
使い方と事象の背景まとめてみてみましょう。
「censure」 はどんな意味?
名詞のソンスゥールは「censure」の意味は検閲ですが、
定義は、 contrôle officiel autorisant ou non la publication ou la diffusion d'œuvres diverses, en totalité ou partie. 訳➡書作物の一部または全部の刊行や拡散の許可のオフィシャルなコントロール。 となっています。
オフィシャルなコントロールですので、政府や委託された機関が行っており、合法に行っているわけです。 書物だけではなくネットで配信された内容も含みます。
Internet, un espace de liberté où la censure est reine ? 訳➡インターネットは自由なスペースなのか、それとも検閲の頻繁? このreineの言い方はよく使います😊
ネットで配信は拡散されとあっという間にです。 ですので検閲はそのスピードに合わせて、コントロールしないと意味がないです。
社会主義国でなら頻繁に行われているだろうが、資本主義国内なら、ないと思いたいですが、そうでもないようですね。
ネット上の検閲は、法律上規制対象となったものみで、なんでもかんでもやってしまうと、民主主義に反することになります。
フランスではコロナ感染拡大防止に、外出の際に外出制限免除誓約書を持参する義務がありました。
外出中に巡回中の警察に誓約書の提示をもとめられると、紙ではなくスマホで見せることも可能です。
しかし、スマホの読み取りがあるので、のちのち移動場所履歴のリファー対象となりえます。
個人情報が国家の統制対象になっては、それは個人の人権の侵害です。
個人レベルでも、SNS拡散をするしないは、個人の自由意思ですが、国会議員がおこなうと責任問題になります。
今年3月に、元官房長官のBenjamin Griveauxの性的自撮りビデオがネット上に流れ、数時間後には消されていたことがニュースになっていました。
このBenjamin Griveauxの事件は、検閲された動画はあっという間に消去され、話題になりました。
選挙が近づくと、左派と右派の間で、主要敵対候補のスキャンダルが暴露されるケースが近年多いです。
大体は、金銭がらみの収賄事件、
またはスキャンダルです。 暴露され、選挙中に候補から引きずりおろされたケースはDSK事件でしたね。
といい、闇のキャビネの陰謀だという言い方が一時期はやっていました。
CIAの秘密工作員が事件をでっちあげたかのように言い、なぜか脱税したことは謝らないのが特徴です、
censurerは、意味が検閲するで、
surveiller は、監視するです。
Benjamin Griveauxの自撮りビデオは、ネット上監視システムで、拡散後数時間で削除されました。
ネット上に性的なビデオの拡散は法律上禁止されていますので、常にネット上では監視されています。 この監視も検閲も合法ですが、もし、スマホで提示した外出制限免除書の移動履歴を検閲するなどあれば、 これは違法で、個人のプライバシーの侵害になります。
スマホは便利ですが、個人のプライバシーが侵害されないように、気を付けないといけませんね。
以上で~す。
では、では、
また明日(^^♪ à demain.
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