フランス語の「élémentaire mon cher Watson 」 の意味は?
Sakurakoのフランス語勉強部屋は【パリジャーナル】の中のフランス語学習に特化したブログです😊
「élémentaire mon cher Watson」といういう言い方、聞いたことがありますか?
「シャーロック・ホームズ」に出てくる言い方です。
日本語でなら聞いたことがありと思いますが、フランス語だと、初めてという場合もあるのでは
ないかと思います。
ワトソン博士とシャーロックホームズの台詞です。
名探偵のホームズが、ワトソン博士へ
それは初歩的なことだよ、
というのがフランス語ではこうなるのですね。
使われ方をまとめて見てみましょう。
「élémentaire mon cher Watson 」 はどんな意味?
シャーロックホームズはイギリスの探偵小説で、映画化もされました。
その有名なセリフは英語では、
「Elementary, my dear Watson」
が、
日本語の訳は、
「初歩的なことだよ、ワトソン君」
になっています。
フランス語では、
「élémentaire mon cher Watson 」 となっています。
私は日本でこの、ワトソン君と、「君」づけでしたので、
長い間、ワトソンさんは、助手なのかと思っていたのですが、
ワトソンさんは、医師だったのですね。
「初歩的なことだよ、ワトソン君」
は、フランス語になると、
「élémentaire mon cher Watson 」
と言われています。
ところが、慣れ親しんだ、この言い方、
「エレモンテール、モン・シェール・ワトソン」は、
原作の小説には出ていなく、
映画のなかでの、言い方だということです。
ウィキペディアでは次のように言っています。
Bien que cette phrase soit au xxie siècle associée à Sherlock Holmes, il ne l'a prononcée dans aucune des histoires écrites par Arthur Conan Doyle, l'auteur utilisant séparément « Élémentaire » et « Mon cher Watson »
引用先 https://fr.wikipedia.org/wiki/Sherlock_Holmes
訳➡シャーロックホームズにちなんだ、21世紀のこの表現だが、コナン・ドイルの小説にはなく、「初歩的」と、「ワトソン君」別で使われている。
言い方、「エレモンテール、モン・シェール・ワトソン」は、映画化された際には、まとめて言われるようになり、映画化された台詞の方が脳裏に焼き付いているようですね。
ちなみに、シャーロックホームズの職業は、私立探偵で、
détective privé
です。
以上で~す。
オンラインスクールの
【アンサンブルアンフランセ】
スカイプの無料体験レッスンの申し込み方は➡こちらをご参照ください。
入会金約10800円の免除方法も書いています。