Sakurakoのフランス語勉強部屋

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「il n'aurait pas aimé la cérémonie」 ってどんな意味?条件法なの?

 

「Jean-Paul Belmondo」 本人からすると追悼式は?条件法の使い方

 

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フランスのスター俳優のジャンポール・ベルモンドの追悼式がアンヴァリッドで9月9日にあり、コメントが相次いでいました。

 

近い関係にあった人の中には、フォーマルな国家による追悼式は、本人はとりおこなってほしくなかったのだ

ともいう人もいました。

しかし、本人は亡くなっています。

そのことを本人は、どう思うかは、あくまでも仮定です。

条件法過去を使います。

 

「il n'aurait certainement pas aimé la cérémonie」

追悼式のセレモニーはとり行われましたので、現在ではなく過去のことです。

ですので、条件法現在ではなく、条件法過去になります。

ニュースには、

●Hommage à Jean-Paul Belmondo : pourquoi il n'aurait certainement pas aimé la cérémonie

とありました。

 

訳は、ジャンポールベルモンドの追悼式、何故彼が多分にセレモニーを好まなかったという理由

否定形で、

il n'aurait certainement pas aimé

とあります。

亡くなったジャンポールベルモンドは言葉がりませんので、コメントする人は憶測で言います。

ただ、映画の共演者ともなると、ジャンポールベルモンドの嗜好を知っているので、憶測ができるというのがあるようです。

今回のは、映画Le Magnifique 「おかしなおかしな大冒険」の共演者、

ジャックリーン・ビセットです。

 

あまりフォーマルなことは好きでなかったと、この追悼式の執り行にはジャックリーン・ビセット以外からもコメントがありました。

とは言え、国で執り行うと決めて、あまりお気楽な追悼式というのも想像し難いですよね。

追悼式は行われました。

これは事実です。

もし、家族が絶対にしてほしくない、という場合は、現在ですので、

Sa famille n'aimerait certainement pas la cérémonie pour lui.

家族は、そのような追悼式はどうも望んでいないようだ。

となります。

条件法現在も、条件法過去も、ニュースでよくでるフレーズですが、

また聞きです。

 

また聞き、つまり自分で直接聞いたことではないので、○○なようだ、という言い方になります。

それが条件法です。

 

https://www.cinenews.be/fr/cinema/actualites/152133/les-10-meilleurs-films-de-belmondo/

という映画サイトで、ベルモンドの作品トップ10が掲載されています。

 

そのうち5つは、

1. Le Magnifique

2. Le Professionnel

3. Pierrot Le Fou

4. Cent Mille Dollars au soleil

5. Le Cerveau

 

となっています。

ジャックリーン・ビセットと共演の映画が1位となっていますので、人気が高かったようですね。

 

では、では、

以上で~す。

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