フランス語の「fustiger」はどういう意味 ?
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フランス語で「フュスティジェ」という言い方があります。
「 fustiger 」と書きます。
fustiger は名詞で、意味は叱るや、批判するです。
政治的な状況で使われることが多いです。
フュスティジェと同類の意味でcritiquer があります。
使い方をまとめてみてみましょう。
「fustiger」
意味は、批判する、や、叱るで「fustiger」と書きます。
これと同類で「critiquer」があります。
同じく批判をするですが、「critiquer」は日常的に使うのにたいして、「fustiger」は、政治家の党派間での批判になり、使われる状況が限られています。
家族間や、お隣さんとの言い争いで、Fustigerを使うと可笑しいですね。
Mélenchon, Faure, Ciotti... Les oppositions fustigent le plan de déconfinement de Philippe
訳➡メランション、フォール、シオッティ、野党はフィリップ首相の脱外出制限案を批判した。
【屈しないフランス党のメランション代表↓】
【社会党フォール代表↓】
野党の政府批判のfustigerといっても、常にと言えるくらいに、いつも与党の意見に反対しています。
これもフランス文化の一つですね。
中道のマクロン政権になってからは、右派も左派も勢力を落とし、支持率をなくし、屈しないフランス党(メランション)のみが、かろうじて支持率があるくらいです。
右派が求心力を失ったのは、ペネロープゲートゲート以降で、党内対立が続きリーダー不在です。
また、左派からもカリスマ性のあるリーダーが出ていません。
ですので、fustigerと言っても、政策を批判し、カウンタープロポーザルがあるという意味でもないのです。
それは残念です。
マクロンさんは中道です。
彼はオランド政権時に経済大臣で、辞任し大統領戦に出馬し、2017年に選出されました。
Hollande fustige "l'arrogance" de Macron dans une réédition de son livre "Les leçons du pouvoir"
➡オランドは、「権力の授業」という自分の出版本でマクロンの傲慢さを批判している。
【オランド元大統領↓】
Hollande sort de sa réserve pour fustiger la "mode Mélenchon"
訳➡オランドは、沈黙を破り、メランションの世界を批判した。
(現在形ですが、意味は過去です。)
fustigerは、このように政党間での批判に使われますが、Critiquerは、日常的に使います。
たとえばお隣さんがごみの出し方が良くなかったなどで批判するなどがありますが、ごみだし的なことでfustigerは使いません。
オランド元大統領は、人格的に温厚な言い方のイメージがありますが、任期中に愛人問題や、政策の失敗で失脚しました。
マクロンさんは、傲慢とは言われていますが、個人的な家族問題での批判はありません。
党派間で、批判はよくあります。
個人的な批判をしても構いませんが、景気回復ができる大統領であれば、批判が少ないですね。
【関連単語】
fustiger 批判する
critiquer 批判する
Les oppositions 野党(与党からすれば)
arrogance 傲慢さ
mode スタイル
以上で~す。
では、では、
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